[子出来御田祭2・六縣神社]

六縣(むかた)神社の御田祭は子出来御田祭と言われ、厄年の男子が腹に小太鼓を入れて妊婦に扮し、田植えをしている夫(なぜか神主)のもとに弁当を持っていき世間話をしている内に産気ずき男児を出産してしまいます。お腹から小太鼓が転げ出るのですが、それが男の子という分けです。夫はその小太鼓を叩きながら、「ぼんぼん出来たぼん出来た」と喜びの声を上げ、走りだします。夫婦愛・農耕勤勉の願いを表現したものなのでしょう。(2004.2.11)