[虫追い・下山田]

虫追いは五穀豊穰、悪虫退散、更には悪病よけの祈願としての行事で、夏至の頃にかっては全国の農村地方で盛んに行われていたもので大和では今もいくつかの集落で行われています。今では農薬が使われることもあり実際には虫を追う効果はないと思われますが、伝統行事ととして、むしろお祭りとして行われいるようです。天理市の無形文化財に指定されています。村人達が春日神社で点火された松明を持ち、残照の頃、村内の道を回ります。(天理市)(2004.6.16)