[役行者・大峯山]

役行者小角(えんのぎょうじゃおづぬ)は葛城、生駒など各地を修業の場としたが、中でも霊峰と崇め厳しい修行に身を投じたのがこの大峯山。ここで蔵王権現を感得された。小角は俗世界を超脱し、その高潔な人格から世の中の尊敬を集め、ついには神変大菩薩の尊号を賜わった。役行者の像は多く見られるが、大峯山寺の秘仏がもっとも古いとされている。写真の像は頂上にある龍泉寺宿坊に安置されているもので約800年前のものとのこと。特別に撮らせていただきました。
(天川村)(2004.9.14)