[桜と椿・吉田寺]

俗に「ぽっくり往生の寺」で名高い吉田寺(きちでんじ)。本尊阿弥陀如来坐像(重文)は金色に輝く堂々たる丈六仏で一名大和のおおぼとけと呼ばれる。本尊の前で腰巻や肌着などに祈祷してもらうと腰から下の病気にかからぬといわれ、遠路はるばるの参拝者も多い。本堂の傍らにやぶ椿がありますが桜との対比もおもしろかろうと。(2003.4.7)