注目テーマの報告、資料、発言 更新(4/12)new

「ならの風」第2号発行 自治・分権の会 奈良サロンの報告書 更新(4/12)new
立命大第50回「不戦のつどい」に参加
大阪弁護士会「地方自治体の合併シンポジウム」報告
 重要
逢坂誠二・北海道ニセコ町長の特別講演「自治における政党の課題」
 重要
豊郷(とよさと)町を訪ねて
上牧町政治倫理条例が成立  重要
浅野史郎・宮城県知事の特別講演「住民参加と地方分権」 重要
住民自治の手本「高浜市」にみる−住民投票、高齢者福祉、住民参加−
高浜市「高齢者福祉・介護予防」と「住民参加」特色 (Word2000形式)
高浜市「住民投票条例」をめぐって (Word2000形式)
検証「教育施設の維持管理についての請願書」 議会審査 (Word2000形式) 
重要

 ※掲載方法が、画面書き込み・
Word2000形式・PDF形式の3種併用になりました。
  情報量を豊富に、しかも速く(容量少なく)お伝えするために、工夫しました。
 ※市町村合併については、新設の「市町村合併特集コーナー」へ移動しました。




「ならの風」第2号 自治・分権の会 奈良サロン報告書 更新(4/12)new

 「奈良サロン」には、大学教授、福祉団体役員、NPOメンバー、自治体職員、地方議員
ジャーナリストなどが集います。地方分権・住民自治こそが民主主義の基本だと考えます。
毎月1回、誰かが報告し議論します。堀内英樹も平成13年から参加しています。
 その報告書を「ならの風」と名付け、第2号を発行しました。私は「急増する合併・
住民投票」と題した小論を寄稿しました。ぜひ読んで頂き、感想、意見、批判などをお寄せ
ください。
「ならの風」は、B5サイズ・75頁、横組み、定価900円(税込み)です。
中村一雄画伯
(奈良市高畑に在住)の表紙絵が、とても素敵です。

 
お問い合わせは、堀内英樹まで
   電   話 0745-32-0022
   ファックス 0745-33-2258
   メ ー ル horiuti@lint.ne.jp

もくじ                     
自治体変革と協働戦略
      木原 勝彬(NPO政策研究所理事長)       3
これからの「地域自治組織」を考える
 ー京都府美山町を訪ねてー
      澤井  勝(奈良女子大学教授)        10
地元の人が生み出す新たな「奈良らしい」観光の魅力
      上田恵美子(市民活動情報センター)      18
楽しく簡単、安上がりの街づくり
      別所 珠樹(前・奈良ごみの会代表)     24
NPOへの資金の流れー市民が支え合う仕組みづくり
      村上 良雄(奈良NPOセンター常務理事)   30
バイオマス発電所建設のシナリオと展望
      川波  太 (天理高校生物教諭)        40
「住まい」と「住まい方」からこどもが学び得た「社会性」
      室  雅博(奈良まちづくりセンター理事長) 45
急増する合併・住民投票
       堀内 英樹(上牧町議会議員)        49
東大阪市「製造業大商談会」
       松下 勝臣(東大阪市経済部次長)      61
防災と景観ーダムVSため池
      浅野 詠子(奈良新聞記者)         65

 表紙絵/中村 一雄

出版にあたって
 国と自治体の対等・協力な関係を促す「分権一括法」施行翌年の2001年、私たちの小さな
勉強会がスタートしました。地方分権という新しい政治原理を生かして「奈良をもっとよく
したい」と願うメンバーがほぼ毎月集まり、互いの報告に耳を傾け、議論を深めてきました。
日ごろの活動のささやかな成果として、「ならの風」2号をお届けします。これからもご期待と
ご支援をよろしくお願いします。(事務局)

会員
中村 征之(桃山学院大学、大阪市立大学非常勤講師)
澤井  勝(奈良女子大学教授)
室  雅博(奈良まちづくりセンター理事長)
木原 勝彬(特定非営利活動法人NPO政策研究所理事長)
浅野 詠子(奈良新聞記者)
松下 勝臣(東大阪市職員)
田中 健治〈東大阪市職員)
村上 良雄(特定非営利活動法人奈良NPOセンター常務理事・事務局長)
掘内 英樹(上牧町議会議員)
松井真理子(天理市議会議員)
細井 秀彦(桜井市職員)
栗本 広美(社会福祉法人白鳩会理事長〉
武藤 贋茂(社会福祉法人自鳩会専務理事)
栗本 太郎(デイサービスセンター「アンデスのトマト」施設長)

「急増する合併・住民投票」(Word2000形式)
  別表1.条例に基づき、合併を問う住民投票 (Word2000形式)
  別表2.特例法に基づき、協議会設置を問う住民投票 (Word2000形式)

「新たな住民投票のすすめ」創刊号掲載(Word2000形式)

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立命大第50回「不戦のつどい」に参加
                                   堀 内 英 樹

 12月8日(火)は、1941年(昭和16年)に真珠湾攻撃が行われ、太平洋戦争が始まった日だ。
この日を記念して、私の母校・立命大国際平和ミュージアムで、第50回目の「不戦のつどい」が
開かれ、参加してきた。それも京大滝川事件から70年、学徒出陣から60年、「わだつみ像」建立
から50年という記念すべき節目で行われた。
 京大滝川事件は、戦前のファシズムによる学問弾圧として知られている。右翼議員から滝川幸辰
法学部教授が共産主義的であると攻撃をうけ、当時の鳩山一郎文部大臣が、京大総長に滝川教授の
辞職要求したことから、末川博教授ら教官の3分の2がこれに抗議して法学部を去った。末川博氏は、
立命大に迎えられ、45年から69年まで学長・総長を務めた。


「わだつみ像」は、戦没学生記念会が
「二度とペンを銃に変えない」との決意の
もとに、彫刻家・本郷新氏に制作を依頼し、
50年に完成された。戦没学生の手記「きけ
わだつみのこえ」に込められた、学生生活
半ばで洗浄に散っていった学生の嘆き・
悶えを表現している。立命大は、全学挙げて
わだつみ像の建立に取り組み、制作から3年
後の53年に像を迎えた。
 当時総長であった末川博氏は台座に「像と
ともに未来を守れ」と記した。そして碑文
には、次の言葉が記されている。

 未来を信じ未来に生きる。そこに青年の
生命がある。その貴い未来と生命を聖戦と
いう美名のもとに奪い去られた青年学徒の
なげきと怒りともだえを象徴するのがこの
像である。本郷新氏の制作。
「なげけるか いかれるか はたもだえるか
 きけ はてしなきわだつみのこえ」
この戦没学生記念像は廣く世にわたつみ像と
してしられている。
           一九五三年一二月八日
                          立命館大学総長 末川博しるす


 私は、当時、奈良県立畝傍高校の一年生、戦没学生の手記「きけわだつみのこえ」を読む機会が
あった。「わだつみ像」建立を新聞で読み、像のレプリカが作られたことを知った。末川博総長に
手紙を書き「わだつみ像を見学したい、レプリカをぜひ譲って頂けないものか」お願いした。
しばらくして末川博総長から自筆のはがきが届き「総長室に来るように」とあった。
 そのときの感激は、半世紀を経てなお忘れない。57年に末川博総長の教えを請いたくて、
立命大にこだわって入る最大のきっかけとなった。
 レプリカ(石膏製、高さ35センチメートル)は、かなり薄汚れ地震で左手が痛んだが、今も
大切にしている。よく見ると台座には末川博とサインが残されている。立命大「不戦のつどい」に
持参したところ、関係者からたいへん珍しがられ、50年という時代の流れをあらためて実感した。

 「不戦のつどい」50回目の歴史的な年は、一方で戦争と平和を考えるうえで大きな転機を迎え
ている。米英が仕掛けたイラク戦争と占領政策は、その大義がなく破綻に瀕している。そのうえ
残念ながら、戦争放棄し平和憲法を誇りとする日本が、米英に手を貸すことで紛争解決の手段と
して、いよいよ武力行使に踏み出す所まで来ている。
 この状況を考えるとき、「なげけるか、いかれるか、はたもだえるか、きけ、はてしなきわだ
つみのこえ」は、一体全体どこへ忘れ去られたのか。あらためて京大滝川事件を振り返り、戦没
学生の手記を読み返えし、「わだつみ像」建立50周年の意義を考えなおさずに居れない。
 立命館大学国際平和ミュージアム http://www.ritsumei.ac.jp/mng/er/wp-museum/

 
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大阪弁護士会「地方自治体の合併シンポジウム」報告 重要

大阪弁護士会で「地方自治体の合併に関するシンポジウム」が開催され、
堀内英樹がパネラーの一人として参加しました。

日 時  平成15年7月18日(金)午後2時〜午後5時
会 場  大阪弁護士会6階大ホール
主 催  大阪弁護士会・行政問題委員会

司 会  在 間 秀 和
     畠 田 健 治
1.開会の挨拶
   (PM2:05〜PM2:15)
2.基調講演「市町村合併と地方自治の将来」
   (PM2:15〜PM3:05) 大阪市立大学大学院教授 加 茂 利 男
3.調査報告と地方分権・合併問題アンケート(平成15年2月25日実施)結果報告
   (PM3:05〜PM3:20)  大阪弁護土会 行政問題委員会
                 地方分権推進部会   松 村 信 男
                 同          田 島 義 久
4.シンポジウム
   
(PM3:30〜PM5:25)
  【参加予定パネラー】篠山市役所政策部企画課長    森  本  繁
            高石市 市長          阪 本 伸 六
            上牧町議会議員         堀 内 英 樹
            堺市市議会議員         長谷川 俊 英
            大阪市立大学大学院教授     加 茂 利 男
  【コーディネーター】桃山学院大学講師        中 村 征 之
5. 閉式の挨拶           大阪弁護土会 行政問題委員会
    (PM5:25〜PM5:30)   委員長      関 戸 一 考

 加茂利男・大阪市立大学大学院教授の講演抄録(Word2000形式)
 加茂利男・大阪市立大学大学院教授の講演抄録(PDF形式)
  
PDF形式の資料を見るのには、Acrobat Reader(閲覧ソフト)が必要です。
  ここをクリックすると、無償でダウンロードすることができます。

堀内英樹のパネラー発言要旨
自己紹介と論点
 上牧町議会の堀内である。いま議会合併問題特別委員会を担当し、広域7町の法定
合併協議会委員でもある。広域7町の資料だが、資料5のなかで位置と構成を出して
頂いたので、ご覧頂きたい。
 今日、私は7町で行われた住民発議と合併協議について報告したい。時間が押して
いるので、端折った言い方、あるいは乱暴な言い方になるかも分らないが、お許し
頂きたい。
 私は、あくまでの現場の議員である。従って、一般的な合併の是非を論じる立場
ではない。個別事例としての7町合併について、話しをさせて頂く。

奈良県で初めての住民発議
 良くも悪くも“穏健”だと言われている奈良県で、初めて住民発議が行われた。
この住民発議、合併特例法の第4条に規定されており、昨年3月には住民投票制度が
導入された。その結果、住民のみなさん、特例法を武器に実力行動に出る傾向が、
全国的に非常に強くなってきている。
 いま全国の法定協議会353、市町村にして1,427、これは7月2日現在の総務省の
データだ。そのうち、住民発議によるもの、ようやく30になったばかり。これまで
たくさんの住民発議が行われたが、首長や議会がほとんど潰してきた。
 7町の場合、有権者121,400人、それの15.8%の署名を集めて、昨年12月に同一
請求が行われた。この15.8%の数字だが、住民投票請求に必要な6分の1、ほぼ近い
数字である。

住民発議の背景に、“ニュータウンの老化現象”
 さきほど中村先生(コーディネーター)から“介護型の合併構想”という話しが
あったが、住民発議の背景に“ニュータウンの老化”という地域現象がある。
 広域7町の位置だが、一番分かりやすいのは法隆寺の周りと申し上げれば、理解
頂ける。大阪の都心から25キロ圏、時間距離にして1時間足らずである。大阪の
ベッドタウンとして、20年間の人口増加率130%、人口急増した地域である。
 ところが、平成7年の国勢調査を境に、“生産年齢人口(15〜64歳)”の割合が
低下している。それはどういうことか、現役で住宅を求めて移り住んだ方々が、
リタイアされ、その結果、各町で程度の差はあるが、町税収入が構造的な落ち込み
局面に入ったという地域である。

住民団体が立ち上がる
 さらに平成12年に地方分権と介護保険が始まった。町行政は“旧態依然”、村社会
から抜け出せず、新しい住民ニーズにとても対応できない。そこで、底流に住民の
怒りに近い不満が募っていた。
 その結果が、今回の住民発議という行動になった。それを中心になって進めたのが
「21世紀太子の都(さと)づくり推進協議会」。太子は聖徳太子の“太子”、都と
書いて“さと”と読んでいる。50〜70歳台が中心、豊かな社会経験を持っているが、
将来不安を抱える世代だ。
 “従来型の行政にはとても任せておけない”“自らの手で地域を切り開こう”ある
いは“未来に希望をつなごうではないか”これが合い言葉であった。

7町合併の話しは12年前から始まっている
 王寺周辺広域市町村圏協議会が、7町で30年前に結成され、消防、休日診療、
老人ホーム、衛生試験センター、要介護認定などの事業を共同で行ってきた。
 平成3年3月の協議会で、7町長が合併して市制を目指すことで決議している。
平成6年に、7町住民アンケートを実施したところ、合併・市制に69%が賛成で
あった。市のイメージとして、居住生活都市72%、健康福祉都市68%、歴史文化都市
45%であった。

住民がしびれを切らせた
 その後、合併の具体的な取り組みになると、町長・議会はほとんど動かなかった。
“笛ふけども踊らず”の世界であった。7町議員定数108人、合併後の自治法の上限
36人、3分の1である。この辺にヒントがあるのではないのか。
 合併特例法は、その後も相次いで改正された。17年3月の期限切れを前に、
“住民がしびれを切らせた”結果、このように7町合併協議会がようやく始まった。
これが実体ではないのか。

合併するには程良い規模と面積
 7町の合併問題は、地域の高齢少子社会にどう立ち向かうのか、その方法論の一つ
であり、住民に最も近い基礎自治体としての再構築だと考える。
 2回の合併協議で、これからどういう方向で取り組まれるか、徐々に明になって
きた。特例法の枠内で、市町村建設計画を策定し、特例債を活用してどのような
事業を進めるのか、また合併による行政効率をどのように高めて行くのかである。
その中には、“小”よりも“大”がベターだとの発想があるのは事実である。
 特例債は7割補填の特典があるが、それでも頭金3割が必要である。この地域の
都市基盤の整備に関しては、一部地域の下水道事業を除いて、ほとんど整備されて
いるのではないのか。住民ニーズはハード事業よりソフト事業だという傾向が強いし、
優先順位を付けた事業選択が不可欠である。
 7町の人口規模は15万人弱、面積72平方キロメートル、人口密度2,056人と程良い
規模と面積である。合併によって行政効率を高めるのに、むしろ恵まれた条件のケース
である。

“大”への集約と“小”への分散を
 7町協議であるうえに、法隆寺のある斑鳩町、一日の乗降客数10万人の王寺町
など、古い伝統と強い個性を持った地域で構成されており、それなりの創意・工夫が
必要である。
 合併推進のためには、“大”に集約すると同時に、“小”への分散とを併せて制度
設計することが望まれる。時間の関係で項目だけ揚げるが、@地域審議会の設置と
拡充、A旧町を対象とした予算付与と執行組織の導入、B議会議員選挙における選挙
区制の併用などが、検討されてもよいのではないのか。

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逢坂誠二・北海道ニセコ町長の特別講演から 重要
 「自治における政党の課題」

 
─ 自治における政党の課題・私はなぜ立候補を思いとどまたか ─  

                             
    
堀 内 英 樹
日 時:15年5月24日(土)13時35分〜14時15分
場 所:東京都・豊島区民センター文化ホール
テーマ:「自治における政党の課題」─私はなぜ立候補を思いとどまたか ─
講 演:逢坂誠二・北海道ニセコ町長

NPO法人コラボ(代表者:樺島秀吉、メルマガ・チホウ政治じゃーなる発行)主催のシンポ
ジウム「無党派から市民派へ」の第1部・基調講演として行われた。第2部・パネルディス
カッション「いま、政治を変えるのはだれだ」が引き続いて行われた。
 〈コーディネーター〉
   星  浩 氏(朝日新聞編集委員、テレビ朝日「サンデープロジェクト」コメンテーター)
 〈バネリスト〉
   今井 一 氏(盟約5企画・運営委員、ジャーナリスト)
   黒岩 秩子氏(WINWIN運営委員、前参議院議員)
   奥 健一郎氏(日本フロンティアの会事務局長、松下政経塾OB)
   内田 秀子氏(太田区議、東京・生活者ネットワーク)
   鈴木 達郎氏(川崎市議選自民党候補者、一新塾OB)
  NPO法人・コラボ http://www.npo-collabo.org/

 
逢坂誠二・ニセコ町長の講演記録(Word2000形式)

 逢坂誠二・ニセコ町長の講演記録(PDF形式)
  PDF形式の資料を見るのには、Acrobat Reader(閲覧ソフト)が必要です。
  ここをクリックすると、無償でダウンロードすることができます。
  
  逢坂誠二町長の個人ページ http://www5a.biglobe.ne.jp/~niseko/

 
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豊郷(とよさと)町を訪ねて
                                   堀 内 英 樹
第2日目 ー豊郷小学校の講堂、図書館の公開ー
 3月28日(金)、豊郷小学校の講堂と図書館が公開され、早朝から現地へ飛んだ。校舎は、
改築工事が仮処分決定や町長出直し選挙で凍結されており、残念ながら非公開であった。
 豊郷小学校は、敷地39,700F、校舎は鉄筋コンクリート2階建て(延べ3,484F)、
講堂(684F)、図書館(618F)などがある。耐震、耐火、耐風、保温、防湿、通風、採光など、
当時の近代建築の粋が集められている。

 1937年(昭和12年)、丸紅の専務だった古川鉄次郎氏の寄付(当時60万円、今の30数億円)に
より、ヴォーリズ博士が設計、竹中工務店が施工した。創建当時、ヴォーリズの教育に対する信条・
理想と古川鉄次郎の郷土への思いが結実した東洋一の小学校といわれた。報道された校舎階段
手すりのイソップ童話によるウサギとカメの彫刻は、それを物語っている。貴重な文化遺産である。

 講堂は、高い天井と窓、なだらかな傾斜がある自然木床、固定長いすなど、教会を思わせる。
ヴォーリズは建築家であると同時に宣教師でもあった。自然採光でピカッと光る木の床、幅広く
緩やかなこう配と踏みしろの広い階段、丸みのある手すりなどは、何とも言えない落ち着きがある。
小学生に合わせて設計されたが、実際に階段を上り下りしてみて、その安定感は驚きでさえあった。
これこそが究極のユニバーサルデザインか。

 図書館は、アールデコ調(1920年代にフランスで広まった実用的で単純・直線的なデザイン)で
風格がある。むしろ美術館のたたずまいである。案内してくれた卒業生の竹内さんによると、この
閲覧室では、自然と静かに本を読む雰囲気になるという。当時の職人が手ごてで丁寧に仕上げた
白壁が、自然採光に映えて実に美しい。思わず息を呑んだ。階段も講堂と同じ造りであった。

 講堂も図書館も、部分的な痛みは確かにある。それもこれまで、メンテナンスをしてこなかった
からではないだろうか。だからといって、取り壊してよいはずがない。同じ時期に建築された
ヴォーリズの大阪女学院の講堂は今も使われており、これに憧れて入学した学生もいる。古い建物も
大切に維持管理さえすれば、いつまでも使える好例であろう。
 古くてもよいモノを大切にするのか、古くなったから取り壊して建て替えするのか、生活文化の
問題でもある。自治体財政の危機的な状況下にあって、無駄なカネの使い方を許するかどうか、
各地でその選択が迫られている。

伝統ある講堂で卒業式 (03.3.20 朝日新聞滋賀版)
 豊郷小では午前9時(3月19日)から、1937年完成の講堂に卒業生や保護者、在校生ら
約370人が出席して卒業証書授与式が開かれた。堤清司校長は「伝統ある豊郷小で学んだことに
誇りを持ち、自信を持って中学校生活へ踏み出して下さい」とあいさつ。その後の「卒業を祝う会」
で、児童らが合唱などを披露した。

 豊郷小ではこれまで主な式典を講堂で開いてきた。町側が講堂解体予算を計上するなど一時は
取り壊されそうになったが、住民団体の運動で解体を免れた。また、校舎建て替えをめぐる混乱で
3学期の始業式は体育館に変更されたうえ、児童らはプレハブの仮校舎に移り、本校舎は今も閉鎖
されたままだ。

 卒業生の母親の一人は「住民運動のおかげで、講堂で卒業式を迎えることができた。運動して
くれた方にお礼を言いたい」。卒業式を終えた6年生の男子児童は「本校舎に入れなかったのは
残念だけど、いつもと同じように講堂で卒業式ができて良かった」と話した。

第1日目 ー豊郷町公共事業、住民投票立法フォーラム記者発表、住民懇談ー
 3月24日(月)、住民投票立法フォーラム(全国の住民投票の支援や研究をすすめている市民
団体)が、豊郷町に集まろうと呼びかけ、私も参加した。
 3つの行事があった。1)豊郷小学校と公共事業の視察、2)住民投票立法フォーラムの記者発表、
3)リコール住民団体との意見交換であった。参加者は、フォーラムから代表の新藤宗幸・千葉大学
教授、今井一事務局長、地元からは伊藤寛・豊郷一新の会代表、本田清春・豊郷小学校の歴史と
未来を考える会代表、竹内秀典・同副代表、古川博康・豊小寄贈者の孫、高橋直子・豊郷町議員、
住民多数、町外から西川敏輝・米原町議員、新聞記者多数などが参加した。

豊郷小学校と豊郷町公共事業の視察
 豊郷小学校へは、2度目の訪問となった。昨年12月下旬の校舎解体工事差し止め仮処分と解体
工事強行、今年3月11日の町長リコールのあとだけに、学校現場は何とも物々しい雰囲気に
変わっていた。1937年の建築で65年経過しているだけあって、外観は薄汚れているが、資料写真
を見る限り、手入れをすればまだまだ使用に耐える。私の母校・奈良県立畝傍高校の校舎も同年の
建築であり、雰囲気もよく似ているが、未だに現役のバリバリである。町長の取り壊し強行方針は、
どう考えても立て替えることが目的であったように感じる。過去に住民投票直接請求の舞台と
なった日栄(ひえい)小学校(保育所とデイサービスセンターとの複合施設)も視察し、その感を
いっそう強くした。
 豊郷町役場のすぐ前に隣保館が、新築工事中である。2つの旧隣保館を統合するというが、何の
ことはない。新隣保館が完成していないのに、旧隣保館は2ヵ所ともこの2、3日に取り壊して
跡形もない。住民も寝耳の水であったという。これこそ、新築が先にありきではないのか。
 なお、豊小保存運動と町長リコールの動きについては、豊郷小学校の歴史と未来を考える会の
ホームページを参考にして頂きたい。
  http://homepage2.nifty.com/toyoshohozonkai/

豊郷町、土建体質の行政運営
 大野和三郎町長の剛腕や独善的な行政手法については、マスコミ報道で紹介されており、繰り
返さない。豊郷町に足を踏み入れて、一番感じることは公共事業の異常な多さである。それも
大規模事業を請け負うのは、(株)マルヤマと(株)桑原組と相場が決まっている。マルヤマは、
隣町の元町会議長の企業で、その従業員が豊郷町議をしている。議会内からでも「社長、どうしま
しょうか」と指示を仰ぐという。
 土建体質そのものである。政治倫理条例も情報公開制度は、もちろんないし、町民も表だって
盾突かない。11年度までは、財政再建団体であったが、国・県の管理が終わったとたん、堰を
切ったように補助金・起債で公共事業を広げた。近隣の彦根市や米原町との合併論議でも、豊郷町
とだけは合併したくないというのが、周辺自治体の一致した見方である。
 その一方、豊小保存運動に現れた住民意識には明らかな変化が見受けられる。つまり古いものでも
大事に使おうよ、無駄な事業は止めようよというものである。これは、町長や議会の考え方とまるで
方向が正反対だし、全国的な流れになりつつある。モノは違うが、公共事業で借金を積み重ねる
ところは、我が上牧町の姿と相通じるものがありはしないか。
 町議会も定員14名のうち13名が町長支持派である。予算や事業、町政全般にわたって、町長
親衛隊として行動する。町長が豊小改築工事について「いくら住民が文句を言おうが、議会の議決
を得ている」と胸を張っていた映像が放映された。議会のチェック機能はゼロ、町長にお墨付きを
与えるだけの機関に成り下がっている。
 豊小保存やリコール運動を通じて、ありとあらゆる妨害や嫌がらせが横行した。利権ばかりか、
暴力団の影もちらつくという。4月27日に迫った出直し町長選への住民団体統一候補の選定が
遅れているのも、こうした事情と無関係ではない。住民団体代表は「早々と候補者になった人は、
妨害や嫌がらせに精神的に耐えられるか懸念する」と話した。

住民投票立法フォーラムのアピール
                          
  2003.03.24
統一地方選挙における立侯補者および有権者のみなさんへ

 全国各地において住民投票が急速に拡がっているという記事が目に付きます。確かに実施件数は
急増していますが、住民投票条例が制定され実施に至っているのは首長提案ばかりで、直接請求の
ほとんどは議会で拒否。加え、テーマは「自治体合併」がほとんどと、質的には極めて歪(いびつ)
な状況になりつつあります。
 直接請求に必要な法定数「有権者の2%」をはるかに超す、40%、50%の連署をもってしても
議会が条例の制定を拒む(つまり住民投票を拒む)という実態は、神戸や徳島で拒否されたあの
当時と比較しても何ら変わっていません。一方、報道横開による世論調査では、住民投票の活用を
求める人々の数値が80%を超しており、民意と首長・議会との間で大きなねじれが存在すること
は明らかです。
 来るべき統一地方選挙は、このねじれを是正する絶好の機会。私たちは、各自治体における
立侯補者に対して、この際「住民投票制度の導入・活用」についてどう考えるのか、その意見・
姿勢を明瞭に示すことを求めると同時に、有権者に対しては自らが積極的にチェックするなどして
住民投票を真っ当に活用する議員・首長を選出することを呼びかけます。
 また、報道機関に対しては、自治体合併や他のテーマと同様に「住民投票制度の導入・活用」を
選挙の争点として扱っていただきたい。投票日前に立侯補者に問うアンケート項目から外さないで
ほしいということです。
 以上が、立候補者と有権者、そして報道機関に向けての当会からのメッセージです。

                      住民投票立法フォーラム
                      【共同代表】
                        新藤宗幸(千葉大学教授)
                        折田泰宏(弁護士)
                         Tel/Fax 06−6751−7345
                         http://www6.ocn.ne.jp/~direct/

古川博康さん(豊小寄贈者の孫)の訴え

 皆さまに心から呼びかけます。
 わたし、古川博康は、昨年十二月から、「豊郷小学校の歴史と未来を考える会」とともに、豊郷
小学校の取り壊しに反対し、『取り壊しの凍結と再検討』を呼びかけて来ました。そして、皆さま
のお力をもちまして、一月二十四日、六月十四日の二度にわたって、大津地裁から「講堂の解体
工事差し止め仮処分命令」を勝ち取ることができました。大津地裁の決定は、豊郷小学校において、
学校の歴史に文化的な価値を認めた画期的なものでした。
 この過程において、教育関係専門の先生方からは、「これほど立派な規模で現在に残る小学校は
見たことがない。歴史的な価値も大きく、住民に愛されてきた校舎を壊そうとする行政側の発想が
理解できない。」「豊郷小学校は装飾性も高く、学校環境自体が情操面から見ても優れている。全面
改築に至った経緯を聞くと不透明な部分が多すぎる。」また、日本建築学会を初め、建築関係専門
の先生方からは、「六○年経ったから危険という考え方はおかしい。戦前の建物は戦後のものに
比べて頑丈である。」「教育に必要な機能や設備の充足を図り、豊郷小学校を町民や卒業生の深い
愛着と思い出が残る場としてその改修保存を考えるべきである。」「現校舎は教室間の間仕切りを
撤去して、オープンスペース化できる。また要所に補強部分を付加することによって、耐震性能を
容易に向上できる。」というご意見や見解をいただきました。
 このように、この道の多くの専門家の意見や見解を要約すると、軽微な補強を加えることに
よって、耐震上の問題が解決でき、かつオープンスペース化も可能である。さらに、教育に必要な
機能や設備の充足を図り、豊郷小学校を町民や卒業生の深い愛着と思い出が残る場として残すこと
ができる、と言えます。
 一方、大野町長は、このような多くの専門家の意見や町民の声に一切耳を傾けず、豊郷小学校
保存の住民訴訟における裁判所の判断を待たずに、これを無視して、イチョウ並木をブルでなぎ
倒すなどの暴挙を行いました。また森野設計はデータの改ざんを行い、耐震診断結果を「義務的、
独善的に危険だ」としました。町長側の唯一の専門家は、技術者としてそのモラルが問われている
森野設計です。町長の周辺には不透明な陰湿さとうさん臭さが漂っています。
 このような町長に豊郷の町政をまかせておいていいのでしょうか。わたしは司法判断を無視した、
大野町長の目に余る数々の所行を決して許すことができません。校舎の解体を阻止し、文化の薫り
高き豊郷小学校を守るためには、町長の解職請求(リコール)しかありません。
 どうか皆さま、今こそ目覚め立ち上がるべき時です。そして、町長の解職請求(リコール)に
賛同いただき、ご署名ください。
 大野町長による町行政を一掃し、町民の真実の声がこだまする明るい町行政を! そして、子
どもたちの将来のために、文化と歴史を尊び、情操心豊かな、快適な教育環境を築き上げようでは
ありませんか。
                              平成十四年十一月二十三日
                              古川鐵治郎の孫  古川 博康

識者が豊郷小などを視察 (03.3.25 朝日新聞滋賀版)

 全国の住民投票の支援や研究を進めている市民団体「住民投票立法フォーラム」代表の新藤宗幸・
千葉大教授と事務局長のジャーナリスト今井一さんが24日、住民投票で町長が失職した豊郷町を
訪れ、町長の解職請求(リコール)の発端となった町立豊郷小学校などを視察した。その後の記者
会見で、新藤教授は4月27日投開票の出直し町長選を含む統一地方選の最大の課題として「政治や
行政のスタイルをいかに転換するかが問われる」と指摘した。

 午後2時ごろ、豊郷小を訪れた新藤教授は、1937年に建てられた校舎を見て「地元の篤志家が
立派な校舎を寄贈したのは、良い施設を整え、郷土の発展を担う人たちがここから育つことを願った
からだろう。前町長が校舎解体を強行したのは、そういう先人たちのつくった地域文化を壊す行為だ
と思った」と話した。

 その後の町役場での会見で新藤教授は、前町長時代の00年度、町の公共工事14件のうち4件を
地元の同じ業者が請け負ったことなどを例に挙げ、「次々に古い物を壊し、新しい物を造り続ける
ような典型的な土建行政を進めてきたのが豊郷町だ。そういう行政とは違う新しい町の価値をどう
つくるかが課題」と述べた。

 今井さんは「リコールされた首長がその後の出直し選挙で再選された例が約3割ある。リコール
運動に取り組んだグループは、前町長を辞めさせるだけで投げ出してはいけない。自分たちで責任を
持って出直し町長選に統一候補を出すべきだ」と指摘した。

 新藤教授は「たとえ前町長が再選されても、リコールされた事実は消えない。リコールするだけの
批判があることを前町長は謙虚に受け止めねばならない。」と話した。

朝日新聞滋賀版「豊郷小学校改築問題」
 http://mytown.asahi.com/shiga/news02.asp?c=5&kiji=323

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上牧町政治倫理条例が成立 重要

 9月6日(金)の上牧町議会本会議に「上牧町政治倫理条例」が、議員提案で上程され、
成立しました。15年4月1日から施行されます。
 上牧町政治倫理条例の特徴は、1)対象を議員、町長、助役、収入役、教育長と広くする。
2)町が行う工事受注を2親等以内の親族(兄弟、祖父母)までとする。3)請負だけでなく、
下請け、業務委託、物品納入までを対象とする。4)政治倫理基準として、地位利用による金品・
寄付の授受、町職員への働きかけ、採用、昇格、移動などの口利きを禁止する。5)政治倫理違反
に対する町民の調査請求権(有権者の500の1、約40人の連署)を認め、審査会で調査する。
6)資産や所得の公開については今回見送る(町長の資産公開はすでに行われている)、などです。
なかでも、2親等の親族まで広げることについて、上牧町建設業協会から1親等以内にしてもらい
たいとの請願書が提出されていましたが、最終的には全会一致で、原案通り可決されました。

 政治とカネの関係が、あらためて関心を集めています。また、「全て公務員は、全体の奉仕者で
あって、一部の奉仕者ではない」(憲法第15条第2項)にもかかわらず、地位を利用して自己の
利益を図る議員や首長らが後を絶ちません。政治不信の大きな要因にもなっています。
 政治倫理条例は、地方自治法などで定める議員や町長ら特別職の兼業禁止を、さらに確実なもの
にするため対象範囲を広げ、倫理規定として申し合わせるものです。違反した場合、罰則規定は
ありませんが、政治生命が厳しく問われることになります。

 堀内英樹は、12年12月議会の全員協議会で、政治倫理条例制定などの議会改革案を提案し
ました。13年3月、議会内に政治倫理条例小委員会(東、服部、車谷、堀内、康村、芳倉の6人
で構成、敬称略)が結成され、10回にわたって条例案の検討を重ねてきました。途中から町の
総務部長がオブザーバーとして参加しましたが、最終的には町長提案でなく、議員提案として上程
しました。

 政治倫理条例は、情報公開条例とともに堀内英樹の選挙公約でもあり、ようやく成立したことは
一歩前進だと評価しています。政治倫理基準(地位利用防止の入り口)とともに欠かせないのが、
資産と所得の公開(地位利用防止の出口)です。議会報告「市民のこえ」でも自らの所得と資産を
毎年4月に公開し、全員協議会でもこれを含めるべきだと主張しました。他の議員の賛同が得られず
残念ですが、次の課題にしたいと思います。

 上牧町政治倫理条例 (Word2000形式)
 上牧町政治倫理条例 (PDF形式)
  PDF形式の資料を見るのには、Acrobat Reader(閲覧ソフト)が必要です。
  ここをクリックすると、無償でダウンロードすることができます。

 政治倫理・九州ネットワーク http://www.seirin.gr.jp/

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浅野史郎・宮城県知事の特別講演から 重要
     ー住民参加と地方分権 ー
                                  14年7月
                                  上牧町議会議員
                                   堀 内 英 樹
日 時:14年7月23日(火)13時〜14時15分
場 所:宮城県庁・みやぎ広報室
テーマ:「住民参加と地方分権」
講 演:浅野史郎・宮城県知事

 都市政治研究所(代表:長谷川俊英氏)・自治体議員勉強会イン宮城の特別講演として行われ、
地方議員約50人とともに参加しました。事前に浅野知事への質問が募られ、知事に伝えられ
ました。
 堀内英樹の質問事項は次の通りです。
  浅野知事は“住民参加”を積極的に進めてこられましたが、
  次のことをおたずねします。
   1)知事選挙への取り組みについて、
   2)情報公開の基本的な考え方について、
   3)具体化された行政手法の例について、

 浅野知事の講演は、私どもの質問に具体的に答える形で進められました。しかも熱意のこもった
わかりやすい話でした。みなさんにもぜひ参考にしていただきたいと、堀内英樹が採録した録音
テープから、ホームページ用原稿にしたものです。できるだけ忠実にと心がけましたが、よく聞き
取れない部分もることをご理解ください。( )内は堀内による備考書きです。
 さすがに分権時代における地方自治の先駆者であり実践者です。講演の内容といい、話しぶりと
いい、“みちのく”まではせ参じたおかげで、すばらしい土産をいただいてきました。
 浅野知事には、心から感謝申し上げます。

 浅野史郎知事の講演記録と質疑応答 (Word2000形式)
 
浅野史郎知事の講演記録と質疑応答 (PDF形式)
   PDF形式の資料を見るのには、Acrobat Reader(閲覧ソフト)が必要です。
   ここをクリックすると、無償でダウンロードすることができます。
  
※印刷した資料をご希望の方は、E-mailまたはFaxでお知ら頂ければ、お送りします。

 浅野史郎知事の個人Webサイト「夢らいん」 http://www.asanoshiro.org

  
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住民自治の手本「高浜市」にみる−住民投票、高齢者福祉、住民参加−

 
堀内英樹が、11月30日に研究会「地方分権奈良サロン」で報告しました。
 高浜市についてのレジュメと資料を再編集したものです。一部掲載したものも含まれます。
 
  住民自治の手本「高浜市」にみる 
(Word2000形式)
  住民自治の手本「高浜市」にみる (PDF形式)
   PDF形式の資料を見るのには、Acrobat Reader(閲覧ソフト)が必要です。
   ここをクリックすると、無償でダウンロードすることができます。
  ※印刷した資料をご希望の方は、E-mailまたはFaxでお知ら頂ければ、お送りします。

  愛知県高浜市は、常設型住民投票条例、高齢者福祉や住民参加で全国から注目されています。
  高浜市ホームページ http://www.city.takahama.aichi.jp/index.htm

 
 報告書に出てくる関連ホームページ
  福祉自治体ユニット http://www.jichitai-unit.ne.jp/unit/index.html
  厚生労働省・介護保険 http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/index.html
  日本福祉大学 http://www.n-fukushi.ac.jp/

  
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