ベストオーダー

　通算成績は、打者は「実働シーズン数 安打 本塁打 打点 盗塁 打率」、投手は「実働シーズン数 勝利 敗戦 セーブ 奪三振 防御率」です。なお、2001年度末現在です。

読売ジャイアンツ

　ジグザグの上位打線だが、セカンドは千葉と篠塚のツープラトン。右の代打に原・中島、左の代打で川上・クロマティ。代走に柴田。高田はレフトに入れて守備を固め、与那嶺がセンターに、松井がライトに。

　なお、DH 制の場合は 7 与那嶺-4 千葉-3 王-5 長島-8 松井-D 川上-9 青田-2 森-6 広岡 となる。

　別所がいれば、投手陣はあと2・3人いれば足りるが、それにしても多士済々。ピンチに強い堀内はリリーバーで。三振の取れる江川をリリーフエースに。

大阪タイガース-阪神タイガース

　シーズン30本塁打経験者5人をラインアップに並べた。掛布と藤村は右左で入れ替え。代打は藤田・土井垣・景浦にまかせ、新庄をセンターに、鎌田をセカンドに、三宅をサードに入れて藤村をファーストに回せば守備固めの完成である。

　なお、DH 制の場合は 9 真弓-6 吉田-D バース-3 藤村-5 掛布-2 田淵-4 岡田-8 田宮-7 金田 となる。

　江夏には先発を任せたい。山本がリリーフエースになるだろう。村山・小山・バッキーと、これだけ打線の援護があればもっと楽に勝てるに相違無い。

名古屋ドラゴンズ-中日ドラゴンズ

　恐竜打線の名に恥じない重量打線。塁に出たいなら田尾・パウエルを、一発なら大島・大豊・杉山の一発屋トリオを。守備はもうひとつ。ショートに立浪、ライトに原田を入れて固める。

　なお、DH 制の場合は 8 中-4 高木-9 谷沢-7 江藤-3 西沢-D 宇野-5 島谷-2 木俣-6 立浪 となる。

　歴代のエースが並ぶ投手陣もなかなかだが、それよりもリリーフの充実振りのほうが凄い。鈴木・牛島・郭の3人がいずれも締める能力を持つ。

阪急ブレーブス-オリックスブルーウェーブ

　トップバッター型の選手が多い打線になった。高井・加藤・マルカーノと豪華な代打陣を誇る。バルボンは代走に。打線の弱点はキャッチャー・ショートなので、控えとして大橋と中沢を入れてみた。

　山田・米田・梶本の本格派三本柱に足立・星野・天保の技巧派三本柱の先発陣は脅威。抑えには速球自慢の山口を。長谷川はセットアップに。

南海ホークス-福岡ダイエーホークス

　中軸の門田・野村コンビは迫力満点。阪急と違って左の好打者が多く、代打陣も吉永・杉山の左二枚が強力。森下は代走で。飯田を一塁に、蔭山を三塁に入れて、百万ドル内野陣が復活する。

　エース杉浦のほかにも、それぞれ異なる持ち味を持つ投手陣。山内トリオにも入ってもらった。佐藤と金城にはダブルストッパーをお願いしたい。

東映フライヤーズ-日本ハムファイターズ

　ビッグバン打線は現在の呼び名だが過去の選手を加えて迫力十分。張本・大杉の中軸は他球団に引けを取らない。ウィンタース・柏原の左右の長距離砲が代打に控えている。毒島を入れれば守備も固まる。

　古くから投手が長く活躍しない球団だったが、なんとか投手陣が揃った。先発陣は若干物足りないところがあるが、球速十分の尾崎をストッパーにすえれば。左投手がいないのが難点か。

毎日オリオンズ-千葉ロッテマリーンズ

　三冠王落合を中軸に据えるミサイル打線は強力だが、下位が弱い。水上・醍醐の代打にレオン・榎本を起用して、小坂・谷本を入れる。外野も弘田を入れて守備を固めたい。

　速球のある伊良部と実績のある小野をリリーフに置く。荒巻・村田・黒木の熱投派と、成田・木樽・小宮山のクレバーなタイプと、三本柱も対照的である。

大洋ホエールズ-横浜ベイスターズ

　マシンガン打線にかつての強打者を組みこんで一層強力に。代打もシピン・田代と揃っている。左は近藤和・高木と俊足巧打系。石井琢をサードに回して山下をショートに入れるとより守備も固まるか。

　なお、DH 制の場合は 8 屋鋪-6 石井-9 鈴木-3 松原-4 ローズ-5 桑田-D 田代-7 パチョレック-2 谷繁 となる。

　カーブの秋山・シュートの平松・フォークの遠藤と、それぞれが武器を持つ三本柱。以外と先発陣が固い。後ろは佐々木にまかせ、斉藤と権藤に中継ぎをお願いしたい。

西鉄ライオンズ-西武ライオンズ

　2度の黄金時代を持つチームだけに、メンバーも豊富である。豊田・関口に代打を任せ、松井・辻・平野で守備を固める。実際に代打が必要なのは伊東ぐらいなので、和田を控えに。左打者が少ないのが厳しいが。

　先発稲尾だが、むしろ後ろで活躍してもらったほうが強いかもしれない。ほとんどの投手が先発完投型で、リリーフが森と永射ぐらいだからだ。

近鉄バファローズ

　派手な打撃戦が似合いそうな中軸に渋い1・2番。だがショートに人を欠く。とりあえず鈴木武と石渡を選んだ。だがそれ以外はなかなか強力な布陣。控えは関根以外右ばかりだが強力。平野は守備固めに。

　投手陣も先発が弱い。左の鈴木啓・右の野茂に続く投手が武智・佐々木・井本あたりになり、ちょっと苦労しそう。その分抑えは吉井に赤堀と充実している。

広島東洋カープ

　好打者が非常に豊富だが、ポジションが重なるのが残念。江藤・ライトル・野村はレギュラーでも十分使える。代走に緒方、代打が出そうなキャッチャーには控えとして水沼を置いた。

　なお、DH 制の場合は 9 前田-6 高橋-7 金本-8 山本-D 江藤-5 衣笠-3 水谷-2 達川-4 正田 となる。

　先発は変化球勝負の長谷川・北別府と速球派の外木場・池谷。リリーフも佐々岡・大野・津田らがいてそれなりに充実している。

国鉄スワローズ-ヤクルトスワローズ

　弱そうだがなかなか強力な打線。代打も杉浦・ロバーツ・町田と揃っている。マニエルの守備固めは町田か佐藤で。武上や徳武に代打が出ることが多そうなので、控えに角を入れてみた。

　なお、DH 制の場合は 8 飯田-4 武上-7 若松-D マニエル-3 広沢-9 杉浦-6 池山-2 古田-5 徳武 となる。

　投手陣は金田が頭抜けている。他がピリッとしないが、松岡・川崎・尾花・石井あたりを軸に。抑えには高津、安田をフル回転、というところだろう。

それ以外の選手

　弱そうだがなかなか強力な打線。代打も杉浦・ロバーツ・町田と揃っている。マニエルの守備固めは町田か佐藤で。武上や徳武に代打が出ることが多そうなので、控えに角を入れてみた。

　投手陣は金田が頭抜けている。他がピリッとしないが、松岡・川崎・尾花・石井あたりを軸に。抑えには高津、安田をフル回転、というところだろう。