ストレス社会と言われる昨今胃十二指腸潰瘍をわずらう人が増えています。この病気にはどのような食事をすれば良いのでしょうか。一言でいえば刺激物を避け、消化の良いものを食べる事です。また潰瘍の修復をうながすためにタンパク質やその他の栄養を含むバランスのとれた食事をする必要があります。

具体的にいいますと、わさびやからしなどの香辛料は避けてください。熱すぎる食物や逆に冷たすぎる食物もいけません。塩味の濃いものや酢の物など酸味の強いものも控えるようにしましょう。コーヒーや炭酸飲料、アルコール、タバコなどは胃を刺激し、胃酸の分泌を増やしますのでこの病気にはよくありません。

調理の方法も問題になります。煮る、蒸す、茹でるのがおすすめです。炒める、揚げるというのは使用する油のために消化が悪くなり、胃に負担をかけることになりますのであまりおすすめできません。

さあ、これらのことに気をつけてさえおけば大丈夫、あとは楽しく食事をしましょう。そしてお医者さんの指示に従いお薬を忘れずに飲むことが大切です。