ひまわりの慈愛を受けて愛くしき稚児は四肢も伸ばさず微笑む 

親ばかにならぬと公言した友のばか親にならねば良いという変節

夏児なれば初めて目にする彩りは実りの季節と忘れし風鈴   

窓外に広がる青を目に映す赤子を見つめる秋茜かな      

「こんにちは」と呼びかけられ母に埋めるそのはにかみを   

祝祭は8月16日と決められて一家の歴史の新しきぺえじ