近撮_2020.8
このページには最近作を月ごとに撮影順に区分なしで掲示しております。
(取り急ぎにつき、ラージサイズにならないもの、コメントの無いものもありますが順次追加します)
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大和路写真帳
過年分も合わせてご覧いただければ幸いです。(できるだけダブラないシーンを載せていますので)

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国宝十一面観音立像で知られる聖林寺、ご本尊は子安延命地蔵尊。その本尊会式。今年は非公開でしたが記録として撮らせていただきました。 |
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お盆の御招霊の迎え火も地域によって多様です。おなじ地域でもお家ごとに違っていたりします。 |
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この地域では陽の落ちるころに門先で藁束2束を燃やして鉦をたたき「かえらっしゃい、かえらっしゃい」と迎えられます。
15日の送り火も同じようにされ「いなっしゃれ、いなっしゃれ」と送られるそうです。 |
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仏壇の前にご先祖のお位牌を出して祀られていましたが、「餓鬼んとさん」と言って、帰るとこのない無縁の霊が一緒についてこられるとのことでその霊のためのお供え飾りも縁先になさいます。それそぞれに素朴な設えですが、毎度の御膳などは先祖さんのお代わりと同じ様に何回もされるところもあります。
(2020.8.13)(桜井市) |
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この地域では14日になさいます。すでに13日からお盆の設え、仏さんへの食事などなどなさってますので、迎え火なのかどうか。地元の方の間でも、迎え火だから陽のある間の早い時間帯に迎えるので昼間になさるお家、迎え火だけど夕方になってからなさるお家、いやいやこれは送り火なんで日が暮れてからするんやとおっしゃるお家、などなどいろいろで。でも明日15日にも焚かれるそうですからいよいよややこいしことになります。
いずれにしても御先祖を迎えての盂蘭盆会をして終わればまたあちらへお送りするという気持ちの問題かもとも思います。 |
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玄関先に3束の稲藁(昔は麦藁だったそうです)を若竹に刺し燃やされます。家族でなさるところやご主人一人でなさるところなど様々。
火もですが、その煙のなびきが仏様を導く様にも見えるものです。
(2020.8.14)(山添村) |
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桜井市の箸中地区に伝わる野神祭、勧請縄、通過儀礼などが見受けられる祭礼。
「ノグッタン」、「ノグチサン」とも言われています。
土用の頃に、数え17歳の少年とその家族、村役さんだけで行われます。該当年齢の子供が居ない年はなさいません。今年は2人が該当しましたのでなさいましたが、最近は少子化でされない年の方が多いようです。
主人公の少年達が黒牛と唐漉を描きますが、なにぶん実物を見た事ないので年輩者に教えてもらったりしたながら描いていました。
法螺貝もその場で練習。
麦藁で蛇を作りわっぱの様に丸め青竹につけて上神(かんじょ)(勧請場とも?)まで向います。
本来は青竹を担ぐ少年、牛の絵や神饌を持つ少年、それに先頭を法螺貝を吹く少年、なんですが今年はを少年1人だけでしたので後ろはご家族たちが担いで居られました。
途中で井寺池に蛇をつけ(水を飲ませる意味合いか)祈祷します。
その後、神上にある大きなの木(栴檀(せんだん)?)に蛇を架け、神饌として、ツノ飯、サシ鯖などが供えられます。 |
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