[お水取りの頃・二月堂]

昔から東大寺二月堂のお水取りが終わると大和路に春が来ると言われております。お松明で有名な「修二会」の法要は、正しくは十一面悔過(じゅういちめんけか)と言い、人々に代わって懺悔の行を勤めるものだそうです。前行、本行をあわせてほぼ1ヶ月、準備期間を加えれば3ヶ月にも及ぶ大きな法要となります。この竹はお松明用の竹で、寄進者の願いや、名前が書かれていました。(2001.3.6)