サツキはもともと川岸の岩上などに野生するツツジ科の樹木ですが、江戸時代より、その愛培改良が盛んで、サツキ特有のいわゆる芸(一本の木に色々な色合いの花や形)が見られ、種類も多く、また盆栽としては比較的育てやすく樹型も整えやすいので今も多くの園芸家に楽しまれているようです。
わが家でも20鉢ぐらいはありますが、ついつい、植え替え、消毒、刈り込みをさぼったり、時期を逸したりしますので、機嫌よくは咲いてくれません。それでも結構楽しめるものです。 |
![]() |
華宝 サツキの中でも代表的によく愛培されています。花は中ぐらいで花弁はやや波打ち、白、赤、底白、絞りなど咲き分けの芸も見事です。(2003年) |
![]() |
![]() |
|
日光 小ぶりの形の整った花でさつきの代表格のひとつです。薄赤、赤、白、絞りなどの咲き分け。根上がりが気に入ってます。(2000年) |
神聖 普通は咲き分けするのですが、あえて赤花のさし芽で赤紫一色に仕上げてあります。(1999年) |
![]() |
![]() |
![]() |
||
千代の光 明るい青紫と白、少し絞りも入るキキョウ咲き。さわやかなイメージ。(2003年) |
満月 枝の曲のおもしろさが気に入りです。花は深山満月などとよく似ていて、多分キリシマツツジの系統。(2001年) (残念ながら枯らしました) |
写楽(推測) 樹の割に大きめの花。白、赤、底白などの咲き分けをします。写楽と言う名前で買ったような記憶。(2003年) |
![]() |
大盃 古花でもっともよく見かけるサツキです。花色も薄赤一色。盆栽としては古木で大きな仕立てがよく見られます。またこのように庭園や石垣に丸く刈り込んで植えることが多いようです。(2003年) |
![]() |
混ぜ植え 駐車場の脇の植え込みに余った皐月を生け垣のように植えてあります。(2000年) |
![]() |
毎年サツキの終わりごろには色々な残り花をこうして水盤に浮かべ楽しんでます。二度楽しめます。 |
花の種類や育て方などは日本皐月共同組合のホームページがよくわかります。