古墳-1

 長屋王(上)・吉備内親王墓(下)
 平群駅の北約500mの所に2つの古墳が、江戸時代の伝承にもとづき、奈良時代の左大臣長屋王とその夫人吉備内親王の墓に治定されています。
 両者は天武天皇の孫で、皇位継承権を持つ有力皇族であったが、神亀6年(729)2月、藤原氏の陰謀により、夫人と2人の間の子供4人が共に自害し、生駒山に葬られたと「続日本記」に記録されています。
 墓はいずれも円墳で、前者が径15m、後者が径20mの規模です。記録によると明治の末年頃に治定され、現在の姿に整備されたようです。
  
 その他に、大谷古墳 姫塚古墳 三里東古墳 梨本東1号古墳 梨本東2号古墳 下垣内池古墳 三里古墳 蔵城薬師塚 遺跡No.74 三里南古墳 等があります。



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