原作(単行本)「姫ちゃんのリボン」セリフリスト
巻ごとに分けてセリフをリスト化しています。さらにエリカ様がおられる場所ごとにセリフを
分けました。
セリフには巻とページ数を組み合わせたナンバーをつけています。
()内には吹き出しに書かれていないセリフを抜き出しています。
場所(・・・)・・・は場所の補足説明です。
(キャラクター名 と)エリカ様が他のキャラクターと一緒にセリフを喋っています。
【キャラクター名 姫子】姫ちゃんが魔法のリボンで他のキャラクターに変身しています。
風立一中の木の上
1ERIKA3 見ーつけた
1ERIKA7 すごいオテンバ・・・
姫子の部屋
1ERIKA30A はじめまして あたし エリカって いうの
1ERIKA30B 部屋に入れて くださる?
1ERIKA30C ちがう ちがう ちがうのよ 泥棒じゃないのよ
1ERIKA30D ごめんなさい でも だいじな用できたのっ
1ERIKA31A そう とっても 大切な話なの 信じて その証拠に 顔が同じでしょ
1ERIKA31B そうね なにから話していいか・・・
1ERIKA31C (とにかく)
1ERIKA31D あなたを 1年間観察 させてほしいの
1ERIKA31E そうなの じつは あたし魔法の国の 王女なんだけど
1ERIKA31F たのむから 最後まで 話をきいて!!
1ERIKA32A 魔法の国ではね 代々 王家をつぐ者は いろんな修業を しなければならないの
1ERIKA32B その1つとして ひとりの人間を1年間 観察して日記をつける というのが
あるのよ
1ERIKA32C あ でも 観察って言ってもね ずっとそばにいるわけじゃ なくって 魔法の国で
水晶玉にうつして見る だけなんだけど
1ERIKA32D 魔法の国の人たちにはね みんな かならず人間界に 自分とまったく同じ顔を
した人がいる
1ERIKA32E その人をさがしだして 観察するっていうのが きまりなのよ
1ERIKA32F そうなの 3か月も かかっちゃって たいへんだったー
1ERIKA32G (早く帰んないと 大王さまに 大めだまだわっ)
1ERIKA33A もちろん ただでとは 言わないわよ
1ERIKA33B かわりに
1ERIKA33C このリボンを かしてあげる!!
1ERIKA33D これを つけていれば
1ERIKA33E この人間界に 存在する人になら だれにだって変身 できるのよ
1ERIKA34A じゃあ ためしに 変身してみる? だれがいい? アイドル歌手? 外国の
映画女優だって いいわよ
1ERIKA34B あ そうそう リボンをつけてる あいだはね 1つだけ なにかをお供に
つけることができるの
1ERIKA34C あなたの 場合 この ぬいぐるみ だったのね
1ERIKA35A えっ
1ERIKA35B もちろんよ
1ERIKA35C 鏡の前に立ってみて
1ERIKA35D 鏡じゃなくても 自分の姿がうつるなら なんでもいいんだけどね
1ERIKA35E ───両手を 顔に当てて そう
1ERIKA35F パラレル パラレル おねえちゃんに なーーーれ
1ERIKA35G って 言ってね
1ERIKA35H パッと手をはなすの
1ERIKA35I いい?
1ERIKA37A ちょっと胸元を 見てみて
1ERIKA37B 胸元を見て みてったら!!
1ERIKA37C そう 変身している あいだは リボンがそれに かわるの
1ERIKA37D ちょ ちょっと待って まだ話の つづきがあるん だから
1ERIKA38A 1時間以内に 戻んなきゃダメよ 同じ呪文を 逆さに言ってね 3分前になったら
ペンダントが知らせて くれるから!!
1ERIKA38B それとね 変身しても その人は 存在するんだから 気をつけてよーっ
1ERIKA38C (ふーーーっ)
1ERIKA38D やれやれ
1ERIKA38E でも これで 商談成立ね
1ERIKA38F ・・・多少 不安だけど
1ERIKA38G 早く 魔法の国へ 帰らなくっちゃ
魔法の国(大地に支倉先輩が二人いるのを見られたとき)
1ERIKA76A あーーー もう 姫子ったら
1ERIKA76B なにやってるのよぉ
1ERIKA76C 逃げなさいよ 早く バレちゃったら どうするつもりよ 世界中 大パニックよ
1ERIKA76D 早く早く なんとかしなきゃ!!
1ERIKA76E もー じれったい
1ERIKA76F 見てられないわ!!
1ERIKA76G レン・・・
1ERIKA77A え・・・ ええ
1ERIKA77B それは・・・
1ERIKA77C もちろんよ レン・・・
1ERIKA77D ふうーーーっ
1ERIKA77E 魔法の国って ほんっと かたっくるしい んだから
1ERIKA77F ・・・まだ たったの 1週間しか たってないのに
1ERIKA77G 先が 思いやられるわ これじゃ・・・
姫子の部屋(手紙)
1ERIKA136A ・・・・・・ ・・・コ
1ERIKA136B ヒメコ
1ERIKA136C きこえる? 姫子・・・
1ERIKA136D ひさしぶりね 姫子
1ERIKA137A 魔法の国の 掟で 日記の修業中は 人間界に 降りられないことに
なってるんだけど どうしても伝えなきゃ いけないことがあるので
手紙に することを 特例で許して もらったの。
1ERIKA137B これは 手紙だから あたしが一方的に しゃべることしか できないんだけれど
1ERIKA137C よく きいてね
1ERIKA137D あなたは きのうリボンを やぶってしまった けど そういうときの
対応のしかたを 注意書にかいて おかなかったのは
1ERIKA137E 今までに そういう例が なかったから なの 魔法の国の 人たちも
すごくビックリ してたわ
1ERIKA138A まあ それは いいとして
1ERIKA138B 姫子は すごく落ち込んでた みたいだけど でも
1ERIKA138C 大丈夫
1ERIKA138D 魔法のリボンは 一週間ぐらいで 自然に元通りになるそうよ
1ERIKA138E でもね やぶれ具合に よっては もうしばらく かかる場合も あるから
1ERIKA138F つぎに使うときは くれぐれも注意 して なおってるかどうか よく見てね
1ERIKA138G いい? 本当に くれぐれも 注意してね
1ERIKA138H それじゃ あたしは 消えるけど
1ERIKA138I 本当にそれだけは 注意してね
魔法の国(慌てている姫子を見て)
2ERIKA17A ・・・・・・・・・
2ERIKA17B レン!!
2ERIKA17C レンーーーッ!!
2ERIKA17D レン!! 聞きたいんだけど もしも修業中 姫子が リボンのこと ほかの人間に
知られちゃったら いったいどうなるの!?
2ERIKA17E えっ・・・
2ERIKA18A ・・・消してしまうのね
2ERIKA18B あたしと 会ったことも いろんな事件に 出会ったことも
2ERIKA18C そうして・・・ ポコ太は ただの ぬいぐるみになって ・・・
2ERIKA18D ・・・・・・ さみしいな
2ERIKA18E なんだか
2ERIKA18F 規則 規則 って そればかりね
2ERIKA18G そんなに 重要なこと どうして始めに 姫子に知らせる ように
言わなかったの ?
2ERIKA19A 100冊っ!?
2ERIKA19B (信じられない・・・・・ 人間界の宿題の方が よっぽど らくだわ・・・・・)
2ERIKA19C ───でも
2ERIKA19D それよりも なによりも やっぱり
2ERIKA19E 忘れてほしくない・・・
2ERIKA19F あたしとの・・・ 魔法の国との つながりのこと・・・
魔法の国(人間界に行こうとするエリカ様)
2ERIKA50A いそいで チャッピーーー!!
2ERIKA50B 早く!! 人間界へ!! 早くってば!!
2ERIKA50C そんなこと言ってる 場合じゃないのよ!!
2ERIKA50D 人間界へ 超特急!!
2ERIKA51A (いたっ)
2ERIKA51B ・・・レン・・・
2ERIKA51C でもレン!! たいへんなの 姫子たちが!!
2ERIKA51D もしかしたら 殺されちゃう かもしれない!!
2ERIKA51E わかってるのに 見ているだけ なんてこと できる!?
2ERIKA51F 魔法を使えば 助けることなんて わけないのよ!!
2ERIKA52A でも あたしは 見てるのに ・・・
2ERIKA52B 知ってるのに・・・ そんなのって・・・・・・
2ERIKA52C でも リボンのこと ほかの人間に 知られちゃうのよ !?
2ERIKA52D どうして そんな 冷たいこと 言えるの!?
2ERIKA52E いやよ もう・・・ こんな修業
2ERIKA52F あたし 魔法の国 なんて・・・
2ERIKA53A もう やだーーーっ
2ERIKA53B (わああああああんっ)
魔法の国(誘拐犯が姫子たちを人質にしようと十数えるのを見て)
2ERIKA59 姫子っ!!
魔法の国(姫子が変身しようとしているのを見て)
2ERIKA63 だめーーーっ!!
魔法の国(泣いているエリカ様)
2ERIKA93A だめよ もう絶対!!
2ERIKA93B (ぐすっ ぐすっ)
2ERIKA94A 姫子は記憶 消されちゃう
2ERIKA94B あたしのこと だって 忘れちゃうのよ
2ERIKA94C (ぐすっ ぐすっ ぐすっ ぐすっ)
2ERIKA94D パパは ガンコだもの
2ERIKA94E そう簡単に 掟をかえてくれ るわけないわ
2ERIKA94F それに あたしは1年間 この修業の塔から 出ちゃいけないことに
なっているのに
2ERIKA94G パパの所へ 行ったりしたら それこそ 許してくれっこ ない・・・
2ERIKA94H 姫子のこと 大好きだった のに・・・
2ERIKA94I お別れよ もう・・・
魔法の国(チャッピーに姫子の記憶を消さないことになったと聞いて)
2ERIKA111A えっ!?
2ERIKA111B うそ!!
2ERIKA111C ほんとに!? レンが・・・!?
2ERIKA111D 良かったーーーっ
2ERIKA111F 姫子ーーーっ!!
2ERIKA111E でも・・・
2ERIKA111G ヘンね パパが こんなに あっさりと 例外を 認めてくれる なんて
2ERIKA111H そうかしら
2ERIKA111I うん・・・
2ERIKA111J まあ いいわ とにかく 姫子とは 別れなくて すむんだから
魔法の国(考え込んでるエリカ様)
2ERIKA121A ・・・やっぱり ひっかかるの
2ERIKA121B パパがあんなに あっさり特例を 認めてくれた こと
2ERIKA121C なんだか 胸さわぎが する・・・
2ERIKA121D 何も・・・ 起こらなければ いいけど
魔法の国(遊園地で遊ぶ姫子と有坂を見て)
3ERIKA35A ・・・・・・
3ERIKA35B チャッピー この男の子 どっかで見たことない?
3ERIKA35C そうなんだ けど・・・
3ERIKA35D へんね どこかで会ったことが あるような気がして ならないの
3ERIKA56A 思いだした!!
3ERIKA56B この人 セイよ!! セイ=アレイ!!
3ERIKA56C 小さい頃 何回か一緒に 遊んだことが あるわ もう何年も 会ってないけど
きっと そうよ この顔!!
3ERIKA56D アレイ ・・・って たしか お父様と 親しい・・・
3ERIKA56E でも いったい なんで人間界に いるのかしら
3ERIKA56F (ちょっとボリュームアップ ボリュームアップ)
3ERIKA56G パパ!!
魔法の国(王様からセイが婚約者であることを聞いて)
3ERIKA57A 婚約者 ですって !?
3ERIKA57B ちょっとまってよ パパ!! あたしそんなこと ひとっ言も・・・
3ERIKA57C 第一セイとは 小さい頃会ったきり なのよ!!
3ERIKA58A じゃあ セイが 人間界にいるのも 王家を継ぐための 修業なの?
3ERIKA58B (あっ)
3ERIKA58C もしかして パパ!!
3ERIKA58D 前に 姫子たちの 記憶をけさな かったのも そのことと関係 あるんでしょ!?
3ERIKA58E でもパパ!!
3ERIKA58F 修業どころか あの人 姫子に ちょっかい ばかり だしてるわよ
3ERIKA58G あたし 絶対いやよ あんな人と結婚 するなんて 絶対いや!!
回想
3ERIKA83 このリボンを かしてあげる!!
魔法の国(ひかるにポコ太が見つかったのを見て)
4ERIKA7A あーーーっ
4ERIKA7B も〜〜〜っ
4ERIKA7C 姫子ってば また・・・
4ERIKA7D ポコ太も ポコ太よ
4ERIKA7E バレちゃうよ もーっ
4ERIKA7F 見てるだけなんて ほんと もどかしい
4ERIKA7G あたしが 人間界に 行けたら いいのに!!
魔法の国(セイがリボンをつけて変身しようとしたところをひかるに見つかったとき)
4ERIKA41A も〜〜っ!!
4ERIKA41B セイったら もーーーっ あのリボンは 魔法の国の人が 使ったって 何とも
ならないん だから!!
4ERIKA41C でも 人間だったら
4ERIKA41D ほかの人が 使うことも できるのよね
4ERIKA41E 日比野さんが 呪文 きいてなかったら いいんだけど
4ERIKA41F (はあーーーっ)
4ERIKA41G 頭いたい・・・
魔法の国(変身のことを考えるひかるを見て)
4ERIKA87A ・・・・・・・・・大変!!
4ERIKA87B もう特例だなんて 許してくれっこないわ
4ERIKA87C 日比野さんに知られたら それでもう なにもかもおしまいよ
4ERIKA87D 姫子!!
4ERIKA87E どうかなんとか きりぬけて!!
魔法の国(ひかるに変身して欲しいと迫られる姫子を見て)
4ERIKA94 姫子っ!!
魔法の国(姫子とひかるのやりとりを見て)
4ERIKA99A (ほーーーっ・・・・・)
4ERIKA99B あたし・・・
4ERIKA99C 死にそう・・・
魔法の国(週刊誌カメラマンに会いに行く姫子を見て)
4ERIKA111A だめ!! 姫子!!
4ERIKA111B 行かないで!!
4ERIKA111C それは 罠よ!!
4ERIKA111D 姫子っ!!
4ERIKA112 チャッピーッ!!
4ERIKA113A おねがい!! のせてって!! 人間界へ!!
4ERIKA113B それどころ じゃ ないの!! とにかく 早くして!! おねがい!!
4ERIKA113C 早く!! いそいで!!
4ERIKA113D チャッピーッ!!
中央公園
4ERIKA120 ・・・・・・ 姫子
4ERIKA122 うん・・・・・・
4ERIKA123A わからないわ・・・
4ERIKA123B だけど・・・ もう 限界・・・
4ERIKA123C 黙って見てるなんて できなかったんだもの・・・
4ERIKA126 と とにかく 早く元に 戻って逃げて !!
4ERIKA127A ・・・・・・
4ERIKA127B ひょっとして・・・
4ERIKA127C あたしが 時間を止めたから 時間と空間の バランスがこわれて ペンダントが
狂っちゃったのかも!!
4ERIKA127D 早く!! 元に戻って!!
4ERIKA127E 急いで 姫子っ!!
トイレの前
4ERIKA128A 姫子!! どうしたの!?
4ERIKA128B えっ!!
4ERIKA128C そうか!! あたしが 時間 止めてるから
4ERIKA128D 今すぐ 元に 戻すわ !!
4ERIKA129A ラランパ ルルンパ ロンパッパ
4ERIKA129B ラリルレルララ
4ERIKA129C 時間よ 元に戻れーーーっ!!
4ERIKA130A えっ・・・・・・!!
4ERIKA130B まさかっ そんなはず ・・・
4ERIKA130C ラランパ ルルンパ ロンパッパ ラリルレ ルララ
4ERIKA130D 時間よ 元に戻れーーーっ !!
4ERIKA130E ラランパ ルルンパ ロンパッパ ラリルレ ルララ
4ERIKA131A どうしよう 姫子!!
4ERIKA131B 魔法が きかない!!
4ERIKA135 パパ!?
4ERIKA136A パパ!!
4ERIKA136B 姫子は どうなるの!?
4ERIKA136C 今度のことは 全部あたしが悪いの!!
4ERIKA136D 1か月 人間としてここで まじめに生活します どんな罰も うけます
だから お願い!! 姫子を元の姿に 戻してあげて!!
4ERIKA137A どうして!?
4ERIKA137B パパ!! どうして そんなひどい事が 言えるの!?
4ERIKA137C 姫子には 全く罪は ないのよ!!
4ERIKA138 そんな!!
4ERIKA139A お願い パパ!! なんとか 戻れる方法を 見つけて!!
4ERIKA139B パパーーーッ !!
4ERIKA139C ・・・・・・
4ERIKA139D あ・・・
4ERIKA139E (うわああああ・・・)
4ERIKA139F (あーーーん あーーーん あーーーん あーーーん)
4ERIKA140A (・・・・ く ひっく ひっ・・ ひっく・・・)
廃屋への道
4ERIKA140B (・・・っ ひっく・・・)
4ERIKA141A ・・・姫子・・・
4ERIKA141B ごめんね・・・
4ERIKA141C (ひっく ひくっ・・)
4ERIKA141D (・・・っく)
4ERIKA141E ごめんねっ
4ERIKA141F ごめ・・・
4ERIKA141G (ひっく・・)
4ERIKA141H ・・・ごめんね
廃屋
4ERIKA142A (ぐすっ ひっく・・ ひ・・ く)
4ERIKA142B (ひ・・っく ・・っく)
4ERIKA142C (ぐすっ・・ ひっく・・・)
4ERIKA142D ・・・姫子・・・ あたし・・・
4ERIKA143A 1か月たったら すぐに大王様の ところに行くわ
4ERIKA143B パパはあんなこと 言ってたけど 大王様・・・ おじいちゃまは パパよりも
ずっとすごい力を 持っているの
4ERIKA143C きっと 元に戻れる方法 知ってるわ あたし・・・ おじいちゃまに
一生懸命お願いする
4ERIKA143D きっときっと 元の姫子に 戻してあげる からね!!
4ERIKA143E (ひいい・・・っく ひっ・・ ぐすっ・・・ ひっく・・)
4ERIKA145A 姫子ーーーっ!!
4ERIKA145B (あーーーん)
4ERIKA145C 姫子・・・
4ERIKA145D (あーーーん あーーーん あーーーん)
4ERIKA145E 姫子・・・・・・
4ERIKA145F ひめこーっ・・・
4ERIKA146 どうしたの? 姫子
4ERIKA148A あたしが 姫子になる
4ERIKA148B 夜の間は 野々原家へ 行くわ
4ERIKA148C いいの!!
4ERIKA149A よかった
4ERIKA149B 少しでも 役に立つことが あって
4ERIKA149C まかせて!!
4ERIKA149D じゃ あたし 姫子の家に行って 着替えとか 取ってくる!!
4ERIKA149E まっててね すぐ戻るから
姫子の家への道
4ERIKA150A えーーーと
4ERIKA150B 姫子の 家はたしか・・・
4ERIKA150C そうそう こっち こっち!!
4ERIKA150D 次の四つ角は 右ね
4ERIKA150E すごい いつも見てた 通りだわ
4ERIKA150F (あたりまえ だけど)
4ERIKA150G この街の地理は ほとんど 覚えちゃったものね
姫子の家
4ERIKA150H ただいま
4ERIKA151A ・・・・・・
4ERIKA151B あっ そうか
4ERIKA151C (いけないっ)
4ERIKA151D あっ これはね えーーーと えーーーと
4ERIKA151E そう!!演劇部!!
4ERIKA151F 演劇部の かりてきたの !!
4ERIKA152A あ あたし ちょっと部屋に 行ってるわね
姫子の部屋
4ERIKA152A ポコ太
4ERIKA152B ポコ太
4ERIKA152C ポコ太
4ERIKA152D いない・・・
4ERIKA152E 外に行っちゃったの かしら・・・
4ERIKA152F そうそう 着がえ 着がえ いそがな くっちゃ!!
4ERIKA152G えーと洋服ダンスは・・・
4ERIKA153A あっ えっ あのっ ちょっと・・・
居間
4ERIKA153B あ・・・
4ERIKA153C ありがとう パパ・・・
4ERIKA154A ・・・なんて 感動してる 場合じゃなかった !! 早く姫子の所に
戻らなきゃ!!
4ERIKA154B あ・・・ えと・・・ 愛美ちゃんと いっちゃん・・・
4ERIKA154C 姫子〜〜〜つ
4ERIKA156 姫子 ごめんね ぬけだせない〜〜〜つ
4ERIKA157A あたし出るわっ !!
玄関
4ERIKA157B お客さんに あがってもらったら なんとか ごまかして あたしは 2階に行って
窓から出ちゃおう
4ERIKA157C あ・・・
隠れ家(エリカ、着替えとハーティの残り物を持ってくる)
5ERIKA14A 姫子っ!!
5ERIKA14B ポコ太は 姫子のこと 心配で さがしに行って たの あたしも・・・・・・
ごめんね なかなか ぬけられなくて
5ERIKA14C それより 大ニュースよ 姫子!! 今さっき あたしの ほうきが来て
教えてくれたの !!
5ERIKA14D チャッピー よ
5ERIKA14E たったひとつ だけなんだけど 元に戻れる方法が あるんだって!!
5ERIKA15A まちがいないって!! 王様が言ってた のを きいたっていうから !!
5ERIKA15B あたし なんとしてでも 頼みこんで 戻してもらう!! だって もともと
こうなったのは あたしが悪いんだもん 姫子のせいじゃ ないんだから!!
5ERIKA15C そこまでは わからないんだけどって チャッピーは言ってたけど
5ERIKA16A うんっ!! そうよ!!
5ERIKA16B あっ あたしね
5ERIKA16C ケーキ 持ってきたの
5ERIKA16D ごめんね
5ERIKA16E たったひとつ だけなんだけど
5ERIKA16F (ローソクも)
5ERIKA17A 14歳 おめでとう 姫子!!
5ERIKA17B よーーーし がんばるぞ!! いけいけ ゴーゴーッ!!
(【ひかる 姫子】、ポコ太と)
5ERIKA17C じゃーーーんぷっ(【ひかる 姫子】、ポコ太と)
5ERIKA18 また 明日ね 姫子
姫子の家の前
5ERIKA21 ポコ太が きいてたら 怒りそう・・・
5ERIKA22 ごくろう さま 大地くん
姫子の家の玄関先?(お出かけ)
5ERIKA24 いってきまーーーす
隠れ家に行く途中
5ERIKA25A セイ・・・・・・!?
5ERIKA25B ちょ・・・ ちょっと離して
5ERIKA25C 大変なことに なっているから あたしがここにいるのよ
5ERIKA25D だって あたし エリカだもの
5ERIKA26A そう 思うなら
5ERIKA26B カン太郎に きいて 確かめてみれば ?
5ERIKA26C それもカン太郎に きいてちょうだい あたし あなたには とーーーっても腹を
たてているの
5ERIKA26D じゃあね
隠れ家
5ERIKA32 おはよう おなかすいたでしょ 姫子
5ERIKA33A 顔 赤いんじゃ ない?
5ERIKA33B どうしたの?
5ERIKA34A そうだわ!!
5ERIKA34B 姫子の家に 遊びに行くって いうのはどう !?
5ERIKA34C あたしが 友達を家に 泊めるってことに すれば!!
5ERIKA34D じゃ さっそく 今日帰ったら 話してみるね!!
姫子の家の玄関
5ERIKA35 お友だちの 日比野ひかる ちゃん
姫子の部屋
5ERIKA36A ねえ 姫子の お姉さんって きれいねー
5ERIKA36B うんっ ありがとう お姉ちゃん !!(【ひかる 姫子】と)
姫子の部屋のベット
5ERIKA37A 姫ちゃんったらーーーっ
5ERIKA37B (きゃははは)
5ERIKA37C ・・・・・・
5ERIKA38A 不思議・・・・・・
5ERIKA38B 姫子と こんなふうに おしゃべり できる時が くるなんて・・・・・・
5ERIKA38C あたしは いつも 姫子たちを 見ていて 毎日毎日 見ていて
5ERIKA38D すっかり姫子と 友達になったみたいな 気がしてたけど でもあたしは
一方的に見てるしか できなかったのよね・・・
5ERIKA38E こうやって 姫子と おしゃべり するなんて
5ERIKA38F かなわない 夢だって 思ってたのに・・・・・・
5ERIKA39A ・・・・・・そうよね ゴメンね
5ERIKA39B そうね!!
5ERIKA40A ほんと? じゃ あたし 行ってくるわね
5ERIKA40B 大丈夫よ まかせて
5ERIKA40C おやすみ・・・・・・
学校
5ERIKA42A おはよう!!
5ERIKA42B (そうかなー)
5ERIKA43C (どうしよう あたしっ)
5ERIKA43D (人間界の 勉強なんて まるで わからないっ!!)
5ERIKA43E 魔法の国で習わない ことばかりだもの
5ERIKA43F えーーーっ(クラス全員)
5ERIKA45 ・・・・・・・・・
5ERIKA47A (これはどういう 意味だったっけ)
5ERIKA47B (よりによって 社会科だなんて)
5ERIKA47C (このままじゃ絶対 赤点とっちゃう!!)
5ERIKA48A 大地くんっ 大丈夫?
5ERIKA48B (これ・・・)
5ERIKA48C (テストの 答え!?)
5ERIKA49A あ・・・
5ERIKA49B あの・・・
5ERIKA49C あっ
職員室の前
5ERIKA52 ずいぶん長く 叱られてたのね ごめんね あたしの ために
5ERIKA53A ありがとう
5ERIKA53B 大地くんって やさしいのね
5ERIKA53C 色目・・・・?
隠れ家
5ERIKA60 でも ほんと どうなるかと 思っちゃった まさかテストが あるなんて
思いもしなかったから
5ERIKA63 おーーーっ!!!(【ひかる 姫子】、ポコ太と)
隠れ家の前
5ERIKA64 ラジャー!!(【ひかる 姫子】と)
5ERIKA65A ごめんね 姫子 旅行・・・ ずいぶん のびちゃって
5ERIKA65B そうなの
5ERIKA65C でも
5ERIKA65D いい人よね お父さんも お母さんも ・・・
5ERIKA65E あたし 大好きよ 姫子の家族・・・
遠井駅
5ERIKA67A ラジャー!!(【ひかる 姫子】と)
凄九遠井
5ERIKA67B 10キロ・・・
5ERIKA67C (遠い ・・・・・)
崖
5ERIKA68A ほんとね
5ERIKA68B 雨が降ったら くずれてきそう
5ERIKA68C どれ? どこにいるの?
野原
5ERIKA70 わーーーっ
5ERIKA71 まってよー 姫子ーーーっ !!
凄九遠井
5ERIKA73A ほんと 遅いわね
5ERIKA73B (トイレ行くって 行ったっきり)
5ERIKA74A どうしたの ? 2人とも
5ERIKA74B ・・・・・・・・・ え?
崖
5ERIKA78 (はっ)
5ERIKA82A ・・・・・・・・・
5ERIKA82B ・・・・・・ひめこ
5ERIKA82C ・・・うそ・・・
5ERIKA82D 姫子・・・
5ERIKA83 姫子ーーーっ!!
5ERIKA85A 姫子・・・
5ERIKA85B ・・・・・・ え?
5ERIKA92 ・・・・・・・・・
5ERIKA93A ・・・・・・・・・・・・
5ERIKA93B 姫子ーーーっ!!
5ERIKA93C 姫子・・・ 姫子・・・
5ERIKA94 ちがうの そのことじゃ ないの
5ERIKA95 これが鏡よ
5ERIKA96 わかった?
5ERIKA99 そうよね なぜかしら
凄九遠井
5ERIKA101 見て!! 雨があがったわよ
廃屋
5ERIKA106A あたし こんなに走ったのって 初めてよ
5ERIKA106B それじゃ 今日からは あたしがここに 住むわね
5ERIKA106C 平気よ
5ERIKA106D それにあたし 慣れてるもの 修業中はずっと 塔にこもりっぱなし なんだから
5ERIKA108A パパ!!
5ERIKA108B でもパパ あたしは ここにいたい!! それに 緊急会議って ・・・・・・
5ERIKA109 姫子っ!! あたし もっと 姫子と・・・
姫子の部屋
5ERIKA139A こんばんは 姫子
5ERIKA139B わかってるわ そうじゃなくて今日は 姫子のこと迎えに来たの
5ERIKA139C 一緒に 魔法の国に 行くのよ!!
5ERIKA141A 明日は あたしの 1か月遅れの バースデーパーティー なの
5ERIKA141B それに 姫子を招待 することに 魔法会議で 決まったのよ!!
5ERIKA141C 誕生日に大きなパーティーを ひらいてもらうのは これが初めてなのに
5ERIKA141D 姫子にも 来てもらえる なんて 夢みたい!!
5ERIKA141E 姫子・・・?
5ERIKA141F どうしたの? ・・・行きたく ない・・・?
5ERIKA142A そのことなら 大丈夫!!
5ERIKA142B 見て これ
5ERIKA143A これはね タイムトラベル できる時計なの
5ERIKA143B 針を右にまわすと 未来 左にまわすと 過去に行けるのよ
5ERIKA143C だめなの それは
5ERIKA143D 普通なら あたしも 使わせてもらえ ないのよ だって過去や 未来を
変えてしまう ことになったら 大変だもの
5ERIKA143E 今のあたしたちが 存在しなくなる ことにだって なるんだから
5ERIKA143F だから 今回だけ 特別なの
5ERIKA143G (ねっ)
5ERIKA144A こっちも 準備OKよ
5ERIKA144B チャッピーが 魔法の国まで 乗せて行ってくれるのよ
5ERIKA144C もちろん!!
5ERIKA145A しっかり つかまってね いい?
5ERIKA145B いち にい の
風立上空
5ERIKA145C さんっ・・・
5ERIKA148A 気をつけてね あんまり体のりだすと 落っこちちゃうわよ
5ERIKA148B 姫子っ!!!
5ERIKA148C 急降下!! チャッピーッ !!
魔法の国の入り口
5ERIKA149A 空の まん中にね 入り口があるの
5ERIKA149B そこを通りぬけるのよ
5ERIKA149C パパぐらい 魔法の力が強いと どこにでも自由に 行き来できるのよ あたしは
まだまだ だけどね
5ERIKA149D それと 例えば セイの家みたいに 魔法の国の入り口に つながっている部屋を
つくることも できるのよ
5ERIKA149E もちろん あたしたちの力じゃ 無理だけど
5ERIKA149F セイの家は ご両親が つくってくれたのよ
5ERIKA149G ほら!! あれが入り口
5ERIKA149H 行くわよ!!
5ERIKA149I まぶしいから 姫子は目を 閉じてて!!
魔法の国上空
5ERIKA152A もう いいわよ 姫子
5ERIKA152B もう 目をあけても 大丈夫
5ERIKA152C あれが 魔法の国よ !!
お城
5ERIKA154A そうよ
5ERIKA154B うーん そうね きっとこんな顔の 人じゃないかしら
5ERIKA154C 王家に 近い人間は 全く同じ顔 なんだけど
5ERIKA154D みんながみんな うり2つって わけじゃないのよ
5ERIKA154E それに魔法の国の 人たちの方が ずっと長生きだから どうしても途中から
同じ顔をした人が いなくなってしまう ってことはあるわね
5ERIKA155A だいたい 三百から五百歳 くらいかな
5ERIKA155B でも 千年近く生きる 人もいるのよ
5ERIKA157A 大丈夫 パパはもともと ああいうムスっとした 顔なのよ
5ERIKA157B なんでも大げさなのよ
5ERIKA160A はい
お城の部屋の前
5ERIKA160B あたしの部屋は となりだから 何かあったら 言ってね
5ERIKA160C おやすみなさい また明日
お城の部屋
5ERIKA161A 姫子
5ERIKA161B 姫子
5ERIKA161C 早く 仕度しないと 始まっちゃうわよ パーティー
5ERIKA161D ありがと
5ERIKA162A わーーーっ かわいい かわいいーっ
5ERIKA162B ポコ太も ちょっと おしゃれにね
5ERIKA162C はーい
5ERIKA162D 行きましょ
パーティ会場
5ERIKA163 どうも ありがとう
お城
6ERIKA36A パパ!!
6ERIKA36B ちょっと 待って パパ!!
6ERIKA36C パパったら !!
6ERIKA36D (もーーーっ)
お城の部屋
6ERIKA37 ううん!! それより パパって どうして ああ頭が かたいのかしら
いやんなっちゃう
お城
6ERIKA40A はいっ!!
6ERIKA40B あ あの いろんなことが あったから 日記どころじゃ なくて
6ERIKA40C に・・・・・・
6ERIKA40D 日記を 継続・・・?
6ERIKA40E 継続って ことは つまり・・・
6ERIKA41 姫子・・・
6ERIKA42A パパッ!!
6ERIKA42B わかって まーす!!
6ERIKA42C パパーッ
6ERIKA43A うんっ !!
6ERIKA43B 見てるから ねーーーっ
魔法の国(勉強部屋)
7ERIKA8A ねえ レン そろそろ かしら 休憩時間
7ERIKA8B 今日から2週間 だっけ・・・
7ERIKA8C パパとママの 結婚記念旅行・・・
7ERIKA9A いい気なもんよね 娘は こんな大量の 本に囲まれて 苦しんでるっていうのに
7ERIKA9B もーーーっ 世継ぎとか修業とか!! 好きで王家に生まれた
わけじゃないのに!!
7ERIKA9C でも・・・
7ERIKA9D そのおかげで 姫子たちとも 会えたのよね
7ERIKA9E 仕方ない もう少し がんばるか
魔法の国(カミルのせいで大地を中心に大騒ぎになっている人混みを見て)
7ERIKA69A ・・・・・・・・・何だか
7ERIKA69B めちゃくちゃね もう・・・
7ERIKA69C パパとママが 早く帰って来れば いいのに・・・
7ERIKA69D ピンクの ことも きっと 何とか してくれると 思うんだけど
7ERIKA69E それにしても 魔法の国の 人たちって どうしてこう ことごとく 問題を
起こすのかしら いやん なっちゃう
7ERIKA69F (はあーーーっ)
魔法の国(火事になった五利先生の家に飛び込む姫子を見て)
7ERIKA123 姫子っ !!
魔法の国(火の中で大地の名を叫ぶ姫子を見て)
7ERIKA132 姫子ーーーっ
魔法の国(大地に『大好き!!』といえた姫子を見て)
8ERIKA27A 姫子・・・
8ERIKA27B よかった わね・・・
8ERIKA27C 本当に よかった
8ERIKA27D 魔法の力を 使わずに 大地くんに気持ちを 打ち合けられて
8ERIKA27E ママ!!
8ERIKA28 それじゃ あの大雨を 降らせたのも パパなのね
魔法の国(勉強部屋)
8ERIKA51A さてと
8ERIKA51B 今日の日記も 書けたし 魔法学の勉強も 予定通り すすんだわ
8ERIKA52A そう・・・・・・
8ERIKA52B だって・・・ 日記を終了 するということは
8ERIKA52C 姫子たちとの つながりがなくなって しまうことなんだもの・・・
8ERIKA52D そんなの 考えたく ない・・・
8ERIKA52E わかってるわ・・・ しかたない ことなのよね
8ERIKA53 いつかは 姫子たちと 別れなければ いけないのよね・・・
魔法の国(日記の修業がもうすぐ終わることを祝福してくれる姫子を見て)
8ERIKA89 ありがとう 姫子・・・・・・・・・
魔法の国(姫子と大地と有坂のやりとりを見て)
8ERIKA91A ええ・・・ それより
8ERIKA91B あの 廃屋のことが 気になるわ
8ERIKA91C こわして ほしくない わたしも
8ERIKA91D 姫子と 大地くん
8ERIKA91E それに わたしにとっても 思い出が いっぱいの 家なのに・・・・・・
魔法の国(姫子のリボンの色が消えたのを見て)
9ERIKA12A どうして!?
9ERIKA12B リボンの色が 消えるなんて
9ERIKA12C パパ!! 大変よ 魔法のリボンが!!
9ERIKA12D もしかしたら あの部屋 魔法の国と 関係がある 部屋なの!?
9ERIKA12E そんな話 一度だって・・・
魔法の国(姫子と大地が開かずの間に入った後、何もうつっていない水晶玉を見て)
9ERIKA47A !
9ERIKA47B 姫子の姿が うつってないわ!!
魔法の国(いきなり魔法の国にあらわれた姫子と大地を目の前にして)
9ERIKA53A 姫子っ!!
9ERIKA53B ええ
9ERIKA53C 魔法の国よ・・・
9ERIKA54 見て
9ERIKA57 あ・・・
9ERIKA58A 姫子!!
9ERIKA58B リボンの色が 戻ってるわ!!
9ERIKA61A それが・・・ わたしにも・・・ パパにも どうなっているのか
わからなくて・・・
9ERIKA61B 魔法の国の 歴史を見ても 人間界につながる 道が存在するなんて
ありえないこと だって・・・・・・
9ERIKA61C 姫子っ!! うしろっ!!
魔法の国(ひかるを追う姫子と大地に)
9ERIKA64A 姫子!!
9ERIKA64B パパ!!
魔法の国(緊急会議)
9ERIKA71A お願い パパ!!
9ERIKA71B あの扉のことは 姫子たちの せいではないわ!!
9ERIKA71C 魔法の国につながっている なんて 知らなかったんだもの !!
9ERIKA71D 消さないで お願い!!
魔法の国(姫子が今までの記憶を消され、ポコ太が言葉をしゃべれたらいいといっているのを見て)
9ERIKA85A いやよ・・・ こんなのって
9ERIKA85B いやーーーっ・・・
魔法の国(エリカ様の寝室)
9ERIKA87A ・・・・・・ 姫子のことが 大好きなの
9ERIKA87B 最初は・・・ おっちょこちょいで オテンバで ハラハラしてばかり だったけど
9ERIKA87C 姫子の優しさや勇気 おひとよしなところ いろんな面を知るたび
どんどん好きになって いったの
9ERIKA87D お願い!! 100冊分の 感想文は書きます!! もっと厳しい 修業だって
どんなことだって します!!
9ERIKA87E 姫子の記憶を 戻して!!
9ERIKA88A 魔法の国のことを・・・ いろんな思いを・・・ みんな忘れて いるなんて
9ERIKA88B そんなの つらすぎる・・・・・・
9ERIKA88C 姫子は・・・ 私の大切な 友達なのに ・・・・・・
9ERIKA89A ママも・・・?
9ERIKA89B え・・・・・・?
9ERIKA91 おじいちゃま!!
あかずの間の前
9ERIKA101 思い出して くれたのね・・・
9ERIKA102 姫子たち・・・ 魔法の国の記憶を 消されていたの
9ERIKA103A ええ
9ERIKA103B わたし・・・ 死んじゃうくらい 悲しかったわ
9ERIKA103C 姫子が わたしのこともなにもかも 忘れたまま これからずっと
過ごすのかと思ったら
9ERIKA103D ほんとに・・・ よかった・・・
9ERIKA104 それはね
9ERIKA106A あ
9ERIKA106B 姫子は 会うの 初めてだったわね
9ERIKA106C 紹介するわ 私の おじいちゃまよ
9ERIKA108 そうなの わたしも全然 知らなかったん だけど
9ERIKA115A いけいけ ゴーゴーッ(姫子、大地、ポコ太、大王様と)
9ERIKA115B じゃーーーーーーんぷっ!!(姫子、大地、ポコ太、大王様と)
魔法の国(パーティ会場)
9ERIKA117A (ふふっ)
9ERIKA117B お祭り好き なのよ 魔法の国の 人たちは
9ERIKA117C ねえ 姫子 その服 お父さんがプレゼント してくれたドレスね
9ERIKA117D ううん とっても 素敵よ ねっ大地くん
魔法の国(パーティ会場)(ダンス始まる)
9ERIKA122A はい・・・
9ERIKA122B ありがとう
9ERIKA122C なんだか 夢みたい 姫子とこうして 踊れるなんて
9ERIKA123A きゃっ
9ERIKA123B ? 姫子 どうしたの?
9ERIKA124A ・・・・・・・・・
9ERIKA124B セイ=アレイ
9ERIKA125 姫子ったら・・・
9ERIKA126 いたっ
魔法の国(お城)
10ERIKA6 気をつけてね
10ERIKA7 ええ・・・
10ERIKA11 またね!! 姫子!!
魔法の国(お城)
10ERIKA24 ・・・・・・・・・ はい
10ERIKA25A ありがとうございます
10ERIKA25B ありがとう チャッピー
10ERIKA25C レン・・・ ありがとう
10ERIKA26A ・・・・・・・・・
10ERIKA26B はい・・・・・・
姫子の部屋の窓
10ERIKA28 姫子・・・・・・
姫子の部屋
10ERIKA30 ええ・・・・・・
10ERIKA31A ごめんね・・・ 泣かないつもり だったのに・・・
10ERIKA31B でも・・・・・・
10ERIKA32A こんな思いを するくらいなら 最初から
10ERIKA32B こんな修業 なければ よかったのに
10ERIKA34 わたしの方こそ ありがとう 姫子
10ERIKA36A それじゃ ・・・
10ERIKA36B 私 行くわね
10ERIKA36C リボンを ・・・
10ERIKA37A ・・・・・・・・・
10ERIKA37B ええ・・・
10ERIKA41 ええ・・・
姫子の部屋の窓
10ERIKA42A 姫子・・・・・・
10ERIKA42B わたし 姫子のこと 絶対に忘れない
10ERIKA42C 忘れないわ!!
日記
10ERIKA61A ○月×日
魔法のリボンを渡す相手を
とうとう 見つけることができました。
名前は 野々原姫子ちゃん。
風立市 風立町に住む 中学一年生。
一年間 リボンをつけてもらう約束を
してくれたのは いいけれど
とてもオテンバで おっちょこちょいな姫ちゃん。
大丈夫かしら・・・?
10ERIKA61B △月×日
愛子お姉さんに 変身したために
憧れの先輩が お姉さんを好きだったことを
知った姫ちゃん。
リボンのために 知りたくないことまで
知ることになって・・・。
かわいそう。
元気を出してね 姫ちゃん。
10ERIKA62A ×月△日
リボンを木の枝にひっかけて
破ってしまった姫ちゃん。
小林大地くんと噂をたてられたり
日比野さんっていう女の子も絡んできたりで
何だか大騒ぎね。
リボンが完全に直る前に 使ってしまわ
なければいいけれど・・・。少し心配。
10ERIKA62B △月○日
大地くんの姿に変身したままに
なってしまった姫ちゃん。
元に戻れたときは 私まで涙がこぼれて
しまいました。
自分の姿でいられるって あたり前のよう
だけど 幸せなことなのね・・・。
10ERIKA63A ×月○日
森太郎君を誘拐犯人から
助けるために 大地くんの目の前で
変身してしまった姫ちゃん。
でも 大地くんは秘密を守ると言ってくれて・・・。
本当は すごくやさしい人なのね。
10ERIKA63B ○月△日
セイ=アレイが有坂静と名のって
人間界に来ていたなんて驚きです。
その上 大事なリボンまで取ろうとするなんて・・・。
でも 今度のことで また少し大地くんと
仲良くなれたみたいね、姫ちゃん。
10ERIKA64A ○月×日
廃部寸前の演劇部を救おうと
はりきったのはいいけれど またまた
大騒ぎを起こしてしまった姫ちゃん。
一生懸命になるのは姫ちゃんの
いい所だけど、リボンはもっと
慎重に使ってね。
10ERIKA64B △月×日
林間学校で 日比野さんに
ポコ太が動いているのを見られちゃった!!
今回は無事におさまったけれど
なんだかいやな予感・・・。
どうか大変なことになりませんように。
10ERIKA65A ○月△日
聖 結花ちゃんを助けるために
鬼瓦組の組長に変身した姫ちゃん。
結花ちゃんは 本当はさみしかったのね。
きっと 姫ちゃんは これから結花ちゃんと
いいお友達になれるわね。
10ERIKA65B ○月×日
行方不明のピンクが
五利先生の家にいたので びっくりしました。
先生の家が火事になった時
すぐとびこんでいった姫ちゃん。
どうなることかとハラハラしたけど
みんな無事でほっとしました。
大地くんにも素直な気持ちを
打ち明けられて
良かったわね。姫ちゃん・・・。
10ERIKA66A ×月△日
姫ちゃんと大地くんの隠れ家が
こわされてしまうかもしれない。
2人が出会って いろいろなことがあった
思いでいっぱいの場所なのに・・・。
なくさずにすむいい方法が どうか
見つかりますように。
10ERIKA66B ○月△日
あかずの間が魔法の国につながって
いたなんて びっくりしました。
姫ちゃんたちの記憶も戻してもらえて
本当に良かった・・・。
私たちはずっと 友だちよね 姫ちゃん。
10ERIKA67 姫ちゃんって
元気でおっちょこちょいで
失敗ばかり。
でも
まわりの人たちは
とっても幸せな気持ちになれる
あったかくなれる
明るくなれる
元気になれる
これは魔法なのかもしれない
姫ちゃんが もってる
素敵な魔法・・・。
魔法の国(日記を読み終えたエリカ様)
10ERIKA68A (ふーーーっ)
10ERIKA68B (姫子・・・・・・)
10ERIKA68C (今ごろ どうしてる かしら・・・・・・)
10ERIKA68D どうしたの チャッピー そんなにあわてて
10ERIKA69 ほんと!?
魔法の国(ポコ太と再会して喜ぶ姫子を見て)
10ERIKA80 どういたし まして
第八巻
姫ちゃんスペシャル四コマ
8ERIKA163A 姫子はいいけど
8ERIKA163B あたしは どうなるの? リボン返してーーーっ
第九巻
番外編ベビーシッター・パニック
魔法の国(ゆりちゃんに変身したのを見て)
9ERIKA154A こんなこと しちゃって
9ERIKA154B ばれなければ いいけど・・・
魔法の国(日記)
9ERIKA175A (姫ちゃんには ほんと いつも ハラハラさせられっ ぱなしです)
9ERIKA175B (もう少し よく考えてから リボンを使う ようにしてね)
9ERIKA175C (・・・でも)
9ERIKA175D (大地くんみたいに たよりになる男の子が そばにいてくれて)
9ERIKA175E (良かったわね 姫ちゃん)
姫ちゃんクイズスペシャル ポコ太&ピンクは何匹?
9ERIKA176 わあ みんな 楽しそう
第十巻
番外編「ドーナツ事件」の巻
魔法の国(日記)
10ERIKA113A (ケンカをしても ちゃんと 仲直りをすれば)
10ERIKA113B (きっと それまで以上に 仲良しになれるのね)
10ERIKA113C (姫ちゃんと ポコ太も)
10ERIKA113D (大地くんとも)
10ERIKA113E よかったネ