コンビニのトイレは有効か、否か?
街中に飽和状態となった、コンビニ。 綺麗、明るい、便利は当たり前! 
店内トイレも最近、きれいに なっている。ちょっと前までは、「店員に一声お掛け下さい」と 但し書きがあったが、今では、ほとんどフリーです。 郊外店の道路に面したコンビニの看板の下に、男女のWC マークがついていて、あたかもトイレ休憩OKの雰囲気を漂わせる。 実際、入ってみると実に男女別々で使い勝手が良い。
何店舗か無作為に回ってみました。 ジュースを自販機で買うのを避け、わざわざコンビニで買うことに。 郊外店は別として、トイレの設置がある街のコンビニでは、そんなに 利用者が居るようではない。(私の時だけか?) 意識的に、買い物をしたついでに、トイレでも済ませて行こうとは 思わないのだろう。
これは、狙い目というか、トイレ探しのポイントの一つです。 公衆、駅、ホテル、百貨店、などだいたいポイントを決めていますが、 急いでいる時に限って、見つけられません。 街中、そんなに百貨店などありません。(都心にあらず) 前述どおり、コンビニは、飽和状態。 50mおきにある所も・・・。  迷うことなく、コンビニで済ませれば良いと思います。キャパは無い ものの、空いている、そこそこ綺麗、他の客は、買い物目当てが ほとんど。この考えはいかがなモノでしょう? トイレ探しのポイントに、加えられてみては・・・。 コンビニで、お買い物されたらもっと良いですね。(チップ制?)

■ みなさまからのご意見

発言者:GALA さん (男性)  
コンビニにトイレが有るのは、当然のようになってきました。設置していただけでも ありがたいですが、やはりコンビニ=トイレの感覚も定着しだしているなか、 機能面について発言いたします。
●コンビニのトイレによく見られるパターンを挙げてみました。
コンビニA:前室(洗面台)+男女兼用の個室(和式便器)
コンビニB:前室(洗面台)+男女兼用の個室(洋式便器)
コンビニC:前室(洗面台)+男女兼用の個室(洋式便器)+男性用の個室(小便器)

 コンビニAのパターンは男女兼用の個室が和式である という段階で問題外。
身体の不自由な方が使えないだけではなく、 学校のトイレなど以外では和式便器に接する機会のない幼稚園児、 小学生、あるいは、中学生以上の子供たちの中でも、和式便器が 使えないという子供が多いこの時代にあって、和式便器はもはや 時代遅れとしか言いようがありません。古い建物ならばともかく、 新しい建物にも和式便器、というのは時代錯誤もいいものです。
 コンビニCは男性用の個室(小便器)が無駄であるといえます。
小便器を個室にする必要性が見当たりません。このパターンの 変化形として、
前室(洗面台)+男女兼用の個室(洋式)+女性用の個室(洋式)
というパターンがありますが、こちらのほうが余程使い勝手は 良いでしょう。
そして、2つの個室が各々、男性用と女性用に 分けられれば、より理想的と言えます。
仮に男性用に小便器が必要であれば、スペース自体を 男性用と女性用に分けて、
男性用:前室(小便器+洗面台)+個室(洋式便器)
女性用:前室(洗面台2台)+個室1室(洋式便器)
もしくは、前室(洗面台1台)+個室2室(洋式便器)
というような設計にすれば良いでしょう。
 コンビニBは、スペース面で余裕がない最小時の設計。
どうしても男女別とする場合は、
男女兼用の前室(洗面台)+男性用の個室(洋式)+女性用の個室(洋式)
というような設計にすれば良いでしょう。

とにもかくにも、サービスとしてトイレを提供するのであれば、 せめて個室は男女別、且つ、洋式にしてほしいものです。 自分は人一倍胃腸が弱いせいか、男性としては個室を利用する 機会が多いので、個室の設計や数は非常に気になります。
発言者:シリウス さん (男性) 
個人的な意見ですが、コンビニのトイレは有効性が殆ど無いと考えます。 主な理由として、一つは都心部では防犯上か古い店舗では事務所内に しかトイレが無いことです。二つ目は仮に借りられたとしても、多目的 個室では無いことが殆どで、しかも狭い和式のみしか設置されていない 店舗が想像以上に多いことです。体に不自由がある人以外にも親子連れ や荷物を持っている方には不向きでしょう。ADA法のように法律、政令、 省令等で利用客へトイレを開放する場合には多目的トイレ設置を義務付 けることが必要だと思います。更に、使い易い個室を目指すため 基準を設けて該当する場合は補助金交付や優遇税制があってもいいので はないでしょうか?
このような事から、私は地下鉄駅構内のトイレを利用することが多いのです。 仙台、京都、福岡の各市営地下鉄では全駅に多目的トイレが設置されており、 仙台と名古屋では全駅改札外にトイレがあるため、営業時間中なら公衆トイレ としても機能しています。東京や横浜、大阪、名古屋でも90年代以降に新設・改 装されたトイレは必ずと言って良いほど、多目的個室があります。ただ、 地下鉄駅構内トイレは仙台と名古屋以外は殆ど改札内にあるため一日乗車券や 定期券が無い場合は最低区間運賃の乗車券を買って入るのがマナーだと思います。 また、ちり紙は自販機で調達可能(ただし、車椅子の人には自販機の硬貨投入口や レバーの位置が高すぎては使い難い)でも石鹸や便座クリーナー等が無く売店でも 入手できないので便座が汚れている場合は最悪座れない場合もありますので、 事前に調達する必要があります。最も、トイレの位置に合わせてコンビニを開店して、 ちり紙やクリーナー等が調達できればそのような問題は解決しますが... 
自動車に乗っている場合は、日本道路公団管理の高速道路SA/PAや道の駅を 最優先的に選びます。全てのSA/PAと道の駅には例外なく多目的トイレがあります。 障害者の中には、用を足すなら高速道路と決めている方もいらっしゃいます。
発言者:GALA さん (男性)  
街中のコンビニは別として、郊外や街道沿いなどにある、駐車場つきの コンビニのトイレは有効でしょう。例えば、奈良県内の国道24号線や 国道25号線沿いの一部のコンビニはもはや、ミニドライブインとでも 表現した方が良いくらいのものです。
店舗の面積はごく標準的ながら、 敷地の面積がかなり広く、乗用車と大型トラックが数台ずつ駐車可能な 駐車場を持っています。食事時ともなれば、どこからともなく運転手が 集まり、店内で弁当やカップ麺などを買い求めたあと、各自のクルマに 戻って、それにパクついているという光景を頻繁に眼にします。事実、 自分自身も8tトラックを駐車場に停め、店内で食料を買い求めたあと、 車内でパクつき、そのあと、一休みするということがよくあります。
しかし、それ以上に有り難いのは、店内のトイレがかなり立派であると いうことです。男女別は当たり前で、男性用は大と小に分かれていたり することもあります。自分は胃腸が弱いうえ、毎食後ダイレクトに催す、 いわゆる『押し出し式』の体質なので、食事を終えたあと、再び店内に 足を踏み入れ、トイレを拝借したあと、再びハンドルを握っています。 最初の頃こそ、お店に気を使って、運転中に飲むお茶などを買い求めて いましたが、最近は全てまとめて買い求めておき、本当にトイレだけを 拝借しています。そのほか、運転中に急に『ギュルギュルギュル!』と 来てしまった時でも、ドライブインや公衆トイレがなければ、最寄りの コンビニで緊急停車し、トイレに駆け込んでいます。

ご意見、体験記などお待ちしております。

戻る サミットへ ホーム