列車トイレについて
電車は、密室です。長距離運行や、急行などは停車駅間が長いのである程度トイレ 設置がされているのですが、普通列車にもトイレ設置を望む声があります。
無人駅なども管理上トイレの閉鎖が多いようです。

■ みなさまからのご意見

発言者:便所探検隊員さん (男性) 
トイレが近い僕にとって、2時間ほど走る列車にはやはりトイレが欲しいですね。 以前から第3セクター鉄道の車輛にはあまりトイレが付いていませんでしたが やはり列車対向待ちなど設備の整った駅の便所を使うケースが多かったです。 その駅が汲取式で厭な思いをしたこともありましたが…。 JR東海は比較的善良で、以前高山本線美濃太田ー猪谷間にキハ11を走らせたら トイレが問題になり、結局トイレのあるキハ40系をその区間に入れたものです。 一度評判が落ちたら客は戻ってこないといいますが、鉄道会社はそのあたりを知ってて 路線を運営しているのだろうか?今のままでは廃止を待つだけだと思うのです。 駅のトイレも要改善ですが、リニューアルした途端古い便所を取壊した上、市町村が便所を 設置しないと困ることが多々あります。駅ホームに排泄物が残っているのを見た事がありますが これではイメージが悪くなってしまうでしょう…。 2004.02.01
発言者:山陰本線の一住民さん (男性) 
前略、こちらに山陰本線の列車トイレについて、ご意見がかかれていましたので、一住民として関心がありましたので、発言させていただきます. 現在、山陰本線のトイレ事情はここ数年でだいぶ改善はされましたが、 しかしまだ10数年前に新造された、山岳地用トイレなし高性能車両が元気に 島根県の出雲市から以西と枝葉の木次線や三江線を中心に運用しているため、 路線によっては始発から最終までトイレがまったくないという悲惨な状態の 場所があるのが現状です。 知っている方もおられると思いますが、この件に関してJR西日本米子支社と 住民との話し合いが行われ地元のテレビに特集として組まれたほど注目されましたが、 この高性能車両の改造費用等を考えてこの車両のままで、トイレのある駅で 停車時間を調整するという、腑に落ちない結論になりました (ちなみに都会では近郊車両でもタンク式がかなり普及していた10年ぐらい 前でも寝台車と特急電車以外は、排出穴から光が差し込み枕木がはっきり見えて しまうほどのストレートパイプの垂れ流し式が一般的で、このときに線路住民の 苦情があったためにトイレをなくしたということが考えられますが) ただ、現在では、山陰線の高速化に伴い専用の快速,各停用の高性能車両が新造され、 こちらは住民の要望と運用時間から新幹線と同じバリアフリー様式の真空式洋式 トイレ(たんまりとトイレットペーパーを積んでおり、ついでに便座消毒液スプレー 付といたれりつくせり)を搭載され、これがキハ28、58と入れ替え運用されてるようになり、 快速の長時間の移動に関しては100%トイレが使えるようになりました。 また山陰地区で乗降客の多い出雲市〜米子〜鳥取の各駅にしても旧型の列車にも タンク式やカセット式がほぼすべてに装着し、垂れ流しの被害はかなり減ったといえます。 しかし、今現在も島根県の出雲市から以西と枝葉の木次線や三江線に関しては、 先に述べた理由により、車両を置き換えや改造をすることはなく、極端な場合として 木次線の出雲横田から備後落合のあいだで大きいのがしたいといって列車を降りたら最後、 次の列車まで3,4時間待たなければということにもなります。 (通勤電車が走っている主要区間なら別にトイレがなくても、用を足すために 降りても10分以内で次の電車に乗れるから、なくてもいいのですが) 都会の1区間と田舎の1区間では距離も所要時間や列車の頻度格段に違い 、列車内で用を済ませなければ目的地につけないこともあるので、 できれば早期にこれらの路線区に新型車両への乗り入れ機会を増やすか、 現存車両への新設を望むしだいであります。 (ちなみに私も冬の木次線を見ようと備後落合から宍道まで乗りましたが、 ビールを飲んだのがあだになり、すれ違い待ちの駅の便所までを我慢したというにがい 経験をしています、何かの機会で木次線に乗られる方は、臨時列車を除き始発から 最終までトイレはないのであらかじめ済まして水は控えてから乗りましょう。 そうしないと木次から奥に行く列車はトイレにいくために降りたら、3,4時間待ちに なったり、最悪の場合保線工事日のため夕方にならないと列車がこないというこ とになりますから。) 2004.01.29
発言者:宇都宮マロニエさん (男性) 
列車トイレですが、私の地元(栃木県)に路線がある東武では、有料特急・急行(スペーシア・りょうもうetc)と、浅草−東武日光・鬼怒川温泉・会津田島間を運転している快速電車に車内トイレがあります。なお、快速電車の車両は、一部新栃木−東武日光間と、下今市−鬼怒川温泉・会津田島間の普通電車にも使われており、快適です。逆に、浅草−館林・太田・伊勢崎・新栃木間で主に運転されている準急と、野田線(大宮−柏・船橋間)は、トイレのない一般車両です。私としては、東京から80km以上ある区間については、誰もが有料特急・急行を利用できるわけではないので、トイレつき車両があったほうが快適だと思います。 このページで近鉄線の駅のトイレを拝見させていただきましたが、東武にもまだ汲み取り式トイレのある駅が点在しています。特に野田線と無人駅が多いようです。しかし、最近は、無人駅のプレハブ新駅舎への改築が進み、それに伴ってトイレも水洗化されています。
発言者:シリウスさん (男性) 
無人駅化しても駅構内トイレはそのまま使用可能な方法があります。 一つは自治体に管理を委託して公衆トイレ化する方法です。 別の方法は、都心部の無人駅だと入口に監視カメラでモニターや インターホンを設置します。東京臨海新交通ゆりかもめでは、 新橋と有明以外無人駅ですが全駅にトイレが設置されております。
発言者:★さん (男性)
私も長距離を走る列車には、トイレを設置した方がいいとおもいます。 私の家の、近くにある駅は、京浜東北線の西川口駅なんですけど、 近くのターミナル駅は東京なので、30分くらいかかるので、トイレに行きたくなります。 だから少なくとも、普通電車にトイレをつけてほしいですね。
発言者:DG/VXさん (男性)
設置位置ですが、どうしても車端部になってしまいますが、なるべく内側の方が揺れは少ないですね。 (デッキつき車輌など) あとは、線路に並行か垂直か(稀に斜め)という問題もあります。  洋式なら大差ないかも知れませんが、和式で枕木方向の場合(寝台車など)、 横方向に加減速のショックがあるとつらいですね。
発言者:匿名さん
自分は電車に乗ると、必ずお腹が痛くなり、激しい便意を催してしまいます。 そして、恥ずかしい話ですが、ごくたまにもよりの停車駅まで我慢出来ず、 失敗してしまうこともあります。ですので、準急や区間快速以上の列車には、 必ず、それも、出来れば2両に1個くらいの割合でトイレを設置して欲しい。
発言者:アンケート回答者さん
・すべての列車に設けるべきだ。1編成辺りの数を増やしてほしい。
・揺れの中でもうまく命中するよう(「小」...立ってするときね)に便器の形状を工夫できんもんですかね?
・小便器ももっと増えて欲しい(立ちながら和式大便器に小便すると揺れたはずみに小便が便器からそれてしまう)
・西日本旅客鉄道の普通列車にはトイレが付いていないことが多い。たとえば高山本線(猪谷−富山) や、大糸線(糸魚川−南小谷)山陰本線などの乗車時間が長い列車に付いていないのが納得できない。 昔はあったらしいが、利用回数が少ないのと、車両の改造で廃止されたらしい。設置して維持するのに コストがかかるのは分かるが、東海道線のように「浄化排水式汚物処理装置」を取り付けて運行すれ ばいいのでは?安心して普通列車に乗ることが出来ないと思う。
・確かに昔に比べてトイレのついている列車は少なくなっています。特に山陰線など長時間の乗 車する普通列車でもトイレを削減し、また駅のトイレもなくすというのは、行きすぎた合理化だ と思います。実は私も山陰を旅行したさい急に便意をもようし、トイレはと列車内を探しました がなく次の停車駅でおりトイレを探したところなく困りました。
・現状で良いと思っておりますが、ただ一方首都圏におけるJR東海道線などを例とする通勤 混雑時には事実上使用は不可能な場合もあり、そういった時間帯によっては不要とせざるを得 ない点も見受けられます。需要も緊急を要すほどのものではないでしょうし。しかしその列車 群自体は中長距離を走るものも少なくなく、完全に不要とは言い切れるものでもないと思います。
・アンモニアの匂いが便器についてるときがある。それが外へ流れてくる。あれはいやだなあ。
・つかまる所はあったのだが、列車が大きく揺れた拍子に一段高くなっているところから、 転げ落ちてしまいました。もう少し使いやすくしてほしい。
・大便をしたときに、流れるか流れないか不安になるときがある。
発言者:hahaha
最近は、合理化?が進んでいるようですね。ローカル線では特に、これが問題となっているようです。 列車内トイレの廃止、駅トイレは無人化によるトイレ管理不能で廃止と少々辛いモノがあります。 時々利用するのであれば、気にならないのですが、生活路線にされている利用者の方にはかなわな いことだと思います。
発言者:wakuさん
山陰本線保津峡駅のトイレは昔、非水洗式でしたが、駅改装後は簡易水洗式 (ネポン業務用トイレ=泡で便器を洗浄するトイレ)に替えたようです。
トイレを利用する場合は殆どが優等列車(特急など)に乗らないとダメみたいですね。 しかし、近鉄の場合は普通列車にもトイレは付いていますよね。大阪ー伊勢方面に走っている 列車には設置されていますね。私鉄で普通列車にトイレがあるのは近鉄だけですから・・・。
循環式(タンク)または真空圧送式(少量の水で汚物槽を真空状態にして汚物を吸い取る。 便器の穴は非常に小さい)を採用されているみたいです。 前にJRの普通列車からトイレが なくなるという話を聞きました。やはり利用回数が非常に少ないと言うことと、設備面で莫大 なお金がかかるからです。アンケートで「設備面でお金がかかるのなら浄化排水式汚物処理装置 を設置するべきだ」と書きましたが、まさにそのとおりです。 近畿圏でタンク式の汚物処理の できる電車区はあまりないのです。
国鉄時代、普通列車のトイレの利用回数が少ないので、 2.3日で汚物処理する循環式汚物処理装置(タンク式)は使い勝手が悪いと言うことで廃止 するようにしたのですが、「中距離列車にトイレがない」と乗客から苦情が出たので、 週に1回程度処理する簡易で経済的な汚物処理装置を開発しました。
それが、「 浄化排水式汚物処理装置」俗に言う「カセット式汚物処理装置」です。この装置は、汚水を濾過し、 汚物を貯留するカセットと濾過した汚水を貯留消毒する消毒槽とから構成されていて、ペダルを 踏むと、腐敗防止液の加わった洗浄水が汚物と一緒にカセット内に入り汚水は濾過され消毒槽に 入ります。同時に消毒液が消毒槽内に入り消毒されます。列車が停止し、ドアを開けると希釈水が 脱塩素剤を含んで消毒槽内に貯まっていた浄化水を希釈・中和して車外に排水される仕組みに なっています。汚物の処理はカセットを取り出し焼却処理されます。 この装置はとくに 東海道本線・中央本線等近郊形の普通列車と地下に出入りする列車に取り付けられています。
この方法ですと、循環式のような大きな処理装置(列車にもですが地上で抜き取る機械も) も必要ないですし、汚物処理も簡単にでき、何よりも使用頻度に関係なく効率的です。

ご意見、体験記などお待ちしております。

戻る サミットへ ホーム