21世紀に、汲み取り式トイレは無くなるのか?
デジタル時代に、アナログが見直されています。トイレについても同様にこのような疑問が出てきます。 それは、汲み取り便所の減少です。 近年、公園や海水浴場など、福井の公共の施設のトイレが一斉に建て替えられ、 どれも真新しいなってしまい、それを見るたびなんとなく寂しいです。 21世紀に向けて、汲み取り便所は一斉に撲滅されてしまうのでしょうか・・・?


■ みなさまからのご意見
発言者:Sirius さん (男性)  
個人的には、バイオ・コンポストタイプの自己完結型トイレは糖尿病や薬剤常用 の方にはバクテリアが死滅してしまうしまうため対応できない欠点があります。 これは浄化槽の場合も同様のことが起きます。従いまして、電気・薬品・燃料の いずれかを使用した焼却式が普及するであろうと思います。
発言者:おたんちんナック さん (男性)
21世紀には従来方式の汲み取り式トイレならば無くなると思います。 しかし!自己完結型ならば今後は出てくると思いますよ。 自己完結型と言うのは、便所自体が最後まで処分をしてしまう方式です。 つまり土に返す方式です。便層の中に大鋸屑(おがくず)が入っていて、その中の バクテリアが屎尿を土に返してしまいます。その大鋸屑は年に2〜3回掻き 出せば良い訳で、汲み取る必要はありません。 しかも、水も殆ど必要無いそうです。その大鋸屑は土と一緒に混ぜて1年くらい寝かせておけば 凄く良い肥料になるそうです。それで育った花は色が鮮やかになり、 野菜は大変美味いそうです。国立公園や、 景勝地みたいに自然を大切にして置きたい所ではとても素晴らしい方式だそうです。
発言者:JH2IEA さん (男性)  
水不足の時期に有効
汲取式便所ですけど、水不足に対しては一番強いタイプですね。そもそも昔上水道のない時代から使われていますし…現代の水不足もトイレの水洗化が原因といわれているようで、納得。 逆にこれから、水不足が深刻化するに従って汲取り式or簡易水洗式も検討せざるを得なくなるでしょう。 省資源・リサイクル面においても汲取式は有効かと思いますし。
発言者:hahaha
不特定多数の利用者が利用し、マナー等を守らない人も現れないとは限りません。 これが、放置され汲み取り式より汚れてしまうと、目が当てられません。 きれいな汲み取りであれば、汚れた水洗よりずっとましで、 汲み取り文化の定着する土地であれば、残ってほしいものです。
発言者:Wakuさん (男性)
やはり、非水洗式は必要だと思いますね。災害時には水洗式よりも非水洗式の方が効率がいいですし、 緊急時には水洗の場合はやはり水が必要ですから使用不可になってしまいますからね・・・。 しかし、衛生面から言えば非水洗式の方が清潔とはいえませんけど。 最近の公園(公共施設)のトイレは非水洗式は激減してしまいましたが、 どうしても水洗にできない場所は簡易水洗を利用しているところもあります。

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