発言者:Wakuさん Waku さん 山などの自然公園にあるトイレは殆どが非水洗トイレです。なぜかというと、 下水道はもちろんのこと浄化槽も設置できないからです。 手洗い水は、雨水を活性炭で処理してその水で手を洗います。 照明も、太陽電池を利用しているそうです。 非水洗と言うことはいつかは汲み取らなければなりません。 昔は便槽が一杯になれば、その穴を埋めて別のところにまた穴をあけるという 原始的なことをやっていたそうです。 普通ならバキュームカーで汲み取るのですが、車が入れないところにある公衆 トイレはヘリコプターを使い汚物を運送しているそうです。 運送費だけで何百万円とかかるのです。しかし、水洗トイレもあります。 この水洗トイレというのは変わった処理方法を行います。土壌の中に管を通し、 汚水を土壌にしみこませ土壌の微生物が処理してくれる処理装置(装置とは言い難いが) があります。 山頂小屋などのトイレは最近「燃焼トイレ」というものが普及しているみたいです。 燃焼トイレとはつまり汚物を焼いて灰にしてしまうのです。 この方法だと少量の水と電気で汚物も灰になるだけですから処理も簡単にでき灰は土壌へ 返すことができます。 燃焼トイレは、大抵はタワークレーンなどの高所に取り付けられ、 いちいち下まで降りなくて済むということです。 やはり自然からいただいた食べ物を消化してまた自然に戻るのですから・・・。 ご意見、体験記などお待ちしております。 |