汚さぬよう念じる
 「トイレはきれいに使いましょう」
 「使用する前より、美しく」
と、書いた張り紙が、トイレの壁に貼ってある光景を良く 目にします。駅のトイレや、公共トイレに多いですね。 しかし、このような張り紙が貼ってあるトイレほど、汚れて いませんか?気のせいかもしれませんが・・・。
トイレを汚してしまう原因として、「まあ、いいかあ」という 気持ちがあると思います。それは、やはり、上記で述べた ように、公共だからです。ご自分の家では、仮に汚したと しても、「まあ仕方ない」と思っても、そのままにして、放置 しないでしょう。 「次回から、気をつけよう」と考えたりするものです。
自然にこの ”気持ち”になれるのが、お寺のトイレだと思います。 入り口には、「善男用」 「善女用」とあります。 入る前から、「あなたは善人ですよ。」 そして、トイレ内でも、壁には「トイレ内には・・・されています」 とか、「心に余裕があれば、人のために・・・」など、 一例ですが、このような張り紙があります。
これを、目にすれば、気をつけようと思いますよね。 プラス場所の要因もあるでしょう。 自分が、管理者になったときの気持ちや、場所によって、気持ち が引き締まったり、ちょっとした心遣いで、トイレを汚してしまう 原因が、少しでも減るのではないでしょうか。

■ みなさまからのご意見



ご意見、体験記などお待ちしております。

戻る サミットへ ホーム