トイレに行けない人達
家庭に居るとき、トイレに行きたくなったら、すぐにトイレに行けます。
会社に居るときも、社内のトイレに行けます。
商談中でも、同様、なにかに「かこつけて」席を離れることが出来ます。 トイレって、気軽に行ける所なんです。
しかし、行けない人も居るのです。
そんなに、時間に追われている人って居るの?とお考えでしょうが、 ごく身近に居られます。どんな方なのでしょう。 今、その場を離れてトイレに行けない職業の方、それは「路線バス」の 運転手さん、列車の運転手さんです。 (ほかにも有りますけど)
路線バスの場合、観光バスと違って、仮に体調が悪くなっても、ルートを 逸脱することが出来ないです。 次の停留所に、客が待っていますし、駅まで定刻に着かなければ、 苦情が来ます。労働基準で何時間置きに休憩を取る事は、分かっていますが それに応じて、体の具合も合わす事なんてできません。 非常に、大変な仕事だと思います。
電車の運転手さんは、もっと厳しいでしょう。 止めようと思っても、止めるわけに行きません。 仮に、止めたとしても線路の上です。
トイレに気軽に行けない、職種の方は考えようによっては、スポーツ選手 よりも体調管理を求められるのでは、ないでしょうか。 私は、考えただけで催してきます。日頃、何気なく電車やバスを利用して いますが、これが、責任ある仕事をする立場になれば、私なんか、即ダメ です。
このような、立場にある職業のすべての方、いつもご苦労様です。 客の立場に立って考える事もありますが、時には逆の立場になって考えると 苦情が言いにくくなりますね。

■ みなさまからのご意見

発言者:ユウキ さん (男性)  
確かに電車の運転手は急な腹痛に襲われたとき、大変でしょうね。JRでは、そういう場 合は交代の乗務員を要請するということになってるらしいですが、実際はそうでもない ようで。こないだニュースで「(JR線の)車掌が急な腹痛に見舞われた時に、駅員が代わ りに無資格だったが電車を遅らせないために、代理で車掌を務めたのに対し、JRがその 腹痛で下車してトイレに行った車掌に処分を下す意向」というのがあり、JRに「生理現 象は仕方がないので処分は不適切だ」という抗議が、ニュースを閲覧した人から大量に 寄せられたというのがありました。その後どうなったかというのはニュースに出てない ので知りませんが、それでJRが車掌を処分したら反感を買うでしょうね。

僕も海外に暮らしていた頃、よくトイレには困りました。日本ほど公衆トイレが多い国 はないですからね。ただでさえ、大も小も近い僕にとっては日本でさえ腹痛に見舞われ て大変なことになったりするのに、ましてや海外でトイレ数は半分以下ときたので、よ く困りました。お腹の調子がいい状態でただの便意ならある程度の我慢はできますが、 便意は便意でも、下痢だとか便が少しゆるめだったりするときの便意はたまりません。 あっという間に我慢ができなくなるゆえ、我慢がまだできる時でも気を緩めたり、ある いは体に何らかの衝撃や負荷がかかると、不意に漏れてしまう危険があります。しかも 一度漏らしてしまうと少しずつゆっくりではなく、かなりの勢いで大量に漏らしてしま うし、おまけに緩いわけだからズボンまで汚してしまうので、大変です。アジアを旅行 した際、歩いている時にもう下痢がひどくて腹痛がもの凄く、耐えきれずにパンツに漏 らしたことがあります。そう考えると電車の運転手なんか、下痢でもしてたら一日中不 安な状態だと思います。
2006.02.21

発言者:かい さん (女性)  
スーパーのレジ打ちの仕事をしているんですが普通なら4時間ごとに休憩が入るんで すけど忙しい時には交代の人もいなくてお客も途切れずに8時間以上もレジに 入りっぱなしの時がありトイレに行きたくても行く事ができないのでどうしても 我慢が出来なくなったら仕方なくそのままなんとか我慢してますが同じような 状況でみなさんはどうしてますか?
発言者:おたんちんなっく さん (男性)  
自分は昔、応援で工場のラインに入っていたことがあります。
ラインは10時、12時、3時、と休み時間が決まってました。
その間にトイレに行きたくなると、班長に断ってそれから代わりの人を呼んで交代しなければ ならなかったので、とても行き辛かったです。
運転手サンや車掌サンはとても辛いかと思います。 昔、車掌サンがトイレを我慢できなくなり外に出る乗務員扉から用を足 そうとして、大変な事になった例があります。それと、お葬式 の時お坊さんがお経を詠んでる時もやはり行きにくいかなと思います。
発言者:GALA さん (男性)  
自分の場合、新幹線や一部の特急・新快速などを除いた列車全般、さらに、 トイレつきの高速路線便などを除いた路線バスに乗ると必ず激しい腹痛に 見舞われ、強烈な便意を催してしまいます。
また、小・中・高校生の頃は、 私的な場合には全く問題が無かったのに、学校の行事で観光バスに乗ると、 やはり激しい腹痛に見舞われて、強烈な便意を催してしまっていました。
そして、たまに最寄りの停車駅や停留所、P.A.などまで我慢することが 出来ないことがあります。そんなことを考えると、列車やバスの運転士は、 自分には最も不向きな職種と言い切っても過言ではありません。
航空機や船舶の場合は、自動操縦装置が装備されている場合があるので、 トイレに行くことは比較的可能と思われますし、列車の車掌も最悪の場合、 車内のトイレに駆け込むという選択肢も残されてはいます。しかしながら、 列車やバスには今のところ、自動操縦装置が装備されている車両は皆無に 等しく、運転中に我慢が出来なくなったしても、運転席を離れるわけには いかず、また、特にバスの場合は客席部分と運転席部分との間に仕切りが ないため、最後の一線を超えてしまうわけにもいきません。それ以上に、 我慢という一種の異常な状態では、運転自体や安全確保に支障をきたして しまう可能性さえ否定出来ません。
そう考えると、列車やバスの運転士は 自分の幼少の頃からの憧れの職業ではありますが、どうやら憧れのままで なってしまいそうです。ちなみに、自分は現在、大型トラックに乗務して いますが、渋滞時などを除けば、トイレは自由に行くことが出来るので、 いつ、どこで、どのような状況にあるときに、どのような激しさで催すか 見当のつかない自分には、ある意味で最適な職種といえるかもしれません。

ご意見、体験記などお待ちしております。

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