うんこの評価は、4段階!
これは、江戸時代からの話です。
当時、政府は鎖国政策をとっていたので、 輸入が出来ませんでした。 当然、自給自足をしなければならず、肝心の 食料を確保するために、良質の肥が必要と なったのです。 関東ローム層に良質の肥をまくと、おいしい 食材が収穫できると言うことです。
そこで、肥の売買が始まりました。 現在、日本の公衆トイレが無料なのは、この 名残だそうです。 肥を無料提供しているのに、なぜ?チップを 払う必要があるのか!であります。 今は、公衆トイレから肥を汲んでいる所なんて 皆無でしょうけどね・・・。
うんこの評価は4段階と書きましたが、その 判断基準は、「におい」だったそうです。 臭いで、質の有無が決められそれに応じ金額が 左右されたのです。 うんこの目利きをする、スペシャリストが居たんですね。 もっとわかりやすい例では、人で判断も出来る そうです。 若くて、活発な人のうんこは、質が悪いそうです。 逆に、中年で運動不足の太り気味に方は、うんこの 質はバッチリらしい。 なぜかというと、活発に動き回る若い者は、 吸収がよくて、肥自体に養分がほとんど無く 良くない。それに対し、運動不足の小太りの人は 腸で養分の吸収はほとんどされず、肥に充分な 栄養を含んでいるので良質と言うことです。
有る年輩の方の、記憶では、小学校時代に学校の 便所を汲み取りに来る方が、嫌がったと言っていました。 同じ汲み取りでも、質がわるい肥では、農作物の 成長に良くないので、渋ったのでしょう。
しかし、肥の売買があった話は知っていましたが、 そのうんこ自体に、段階があったまでは知りませんでした。

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