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       たとえ北京にシェラトンやヒルトンが出来ようとも、そんなホテルの方が値段が高くても「格」では”ベイジン・ファンディエン”の比ではない、と思うのである。なんと言っても中国語会話のテキストにも「北京飯店まで行きたいのですが、いくらですか?」とタクシーの運ちゃんに尋ねるシーンが出てくる。 
       
      という例文を使うためではないが、空港からのバスを建国門のあたりでテキトーに降りてタクシーを拾った。歩いてではなく、やはりタクシーで乗り付けるというのが北京飯店にはふさわしい。 
      そこでついつい「北京飯店まで行きたいのですが、いくらですか?」と中国語で運ちゃんに聞くと、運ちゃんは黙ってメーターを指差した。くそっ!(笑) 
       
      車寄せにボロ・タクシーで乗りつけるとベル・ボーイがドアをあけて荷物を下ろしてくれる。う〜ん、なかなかいいぞ(^_^)。 
      チェックインを済ませてエレベーターへ向かうとエレベータホールが広い。そしてエレベーターに乗り14階で降りると今度は廊下が広い。それから部屋に入ると天井が高い! 部屋はたしかに広いことは広いがそれ以上に天井の高さに驚いた。最近に建てられたホテルではこうはいかず、廊下が広くて天井が高いのは古い(伝 統がある、というべきか?)ホテルの特長らしい。ヨーロッパのホテルもそうだが、天井が高いと部屋は実際より広く見えるのである。 
      日本のホテルよ、見習え! 
       
      ところで肝心の値段。 
      定価はUS$235(もちろん支払時は元換算される)であるが、AsiaTravelで申し込むと、なななな、なんとUS$125に! それが、もひとつおまけにキャンペーン期間ということでUS$90とスペシャル・ディスカウント! が、もう一日後ろにずれていたらキャンペーン期間を外れるところだった(あっぶねぇ〜)。 
       
      部屋は”ベイジン・ファンディエン”といえども別に中国風というわけではなく全くフツーである。ただ、ホテル内は広い、というより「迷子注意」。A座(A棟)からE座(E棟)まで巨大な棟続きになっていてとうとう最後までよくわからなかったぞ(笑) 
       
       
      
        
          
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            急須が無いところが 
            やっぱり中国 | 
            質実剛健、歴史と伝統(??) | 
            点心・やきそば・粥のセット 
            節操のない組み合わせ | 
           
        
       
      
        
          
             
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