天守正面(南面)
内堀南側から「御門橋」・「二の丸表御門」・「平櫓」を眺める。1989年(平成1)から94年にかけて復元された。
内堀南側から「平櫓」・「多門櫓」・「太鼓櫓」を眺める
「太鼓櫓」南面を眺める。
内堀東側から「太鼓櫓」・「多門櫓」を眺める。2階に登城の合図の太鼓が置かれ、侍屋敷に登城を告げた。両脇には多門櫓が建ち走櫓ともいい、長い廊下は武者走り構造になっている。
「太鼓櫓」東面
内堀東側から二の丸の遠望(左側に太鼓櫓、正面には表御門)
内堀北側からの「天守」遠望
内堀北西角からの天守遠望
三の丸「花の精」からの天守遠望
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広島城をゆく
天守本体の高さは26.6mの5層からなる。1層は3.8m、2層4.9m、3層5m、4層5.7m、5層7.2mと上にいくにつれて高くなっている。
最上階の回縁(まわりえん)付き望楼は花頭窓(かとうまど)が付く。旧天守の素材は、主に松材を使っていたが、現天守の外壁も同様である。

     北東より見上げる天守
石垣は古式の積上げ方で、石垣角が、江戸期になると一般的になる算木積みでなく、桃山期の様式をとどめている。ここからの石垣の高さは12.4mある。