始め芥川氏が平地に居館を構えたが、応仁の乱(1467年(応仁元)〜1477年(文明9)で敗れ落城した。
1520年
(永正17)に管領細川高国が築城したと伝えられ、1553年(天文22)に三好長慶が城主となり、一時は畿内一円勢力下に置いた。
その後能勢頼則(のせよりのり)が近くの山に新城を築いた。和田惟政(これまさ)・高山右近が城主となり、1573年〜92年(天正年間)に高槻城に移り、廃城となった
。山頂付近にある居館跡には石碑が立ち、周辺に低い土塁が僅かに残っている。山城は標高190mの三好山にあり、石垣や土塁が残っている。
三好山は、高槻城から北へ約7km程の高槻公園の近くにある。公園の有料駐車場(1,000円)に車を預け、塚脇の集落の中を通り抜け三好山登り口に到着する。登り口からは、余り整備されていない山道を登ること道標どおり、40分程度で山頂に到達した。
三好山山頂付近の居館跡に立つ城址石碑
三好山遠景
三好山への登り口
登り口付近の段々畑
菜の花畑
登山道途中の道標
山頂へ続く道
山頂付近の分岐点にある道標
山頂から望む高槻市内(黄砂で霞んでる)

芥川城をゆく

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