祇園祭は日本各地の祇園社と呼ばれる神社に対して行われる祭りである。代表的なものは京都の綾戸国中神社と八坂神社が合同で行う祭りで、京都三大祭り(他は上賀茂神社・下鴨神社の葵祭、平安神宮の時代祭)の一つである。日本三大祭りの一つとされることも多い。7月を通じて行われる長い祭りである。とくに山鉾巡行や宵山が有名。宵山には屏風祭の異名がある。一説には、869年、疫病の猖獗を鎮める祈願を込めて、卜部日良麿が66本の矛で牛頭天王に御霊会を行ったのがその起源であるという。970年から毎年行うようになった。その後、応仁の乱や第二次世界大戦などでの中断はあるものの、現在も続いており、千年を超える歴史がある。かつては祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)とよばれていた。その略で、現在でも祇園会と呼ぶこともある。
ちなみに諺で「後の祭り」というものがあるが、これは祇園祭の大一番である山鉾巡行が終わり、この後の祇園祭がたいしてメインとなるものがないことからこの諺が言われるようになったとされる
7月10日から鉾建てが開始されるに伴い、10日・12日・13日・15日と4日間京都を訪れ、山・鉾建ての様子を撮影した。
京都特有の蒸し暑さと夕立の中地図を頼りにうろうろしながら32基の山・鉾を見学してきました。
特に、飾り付ける前の豪華な飾りの織物を目の前で観ることが出来、巡行当日では味わえない素晴らしさを改めて痛感した。
17日は生憎の雨模様で巡行の風景を撮影できなかったが、来年の楽しみにしておきます。
巡行順にご覧希望の方はここを(巡行順)をクリックして下さい。    
下の山・鉾名をクリックして下さい。