西の丸三重櫓と続櫓
(重文)
西の丸は本丸の西北にあたり、東西約60m、南北約160mの広さで、西隅に10m以上にも及ぶ高い石垣の上に多聞櫓を付属した三重櫓が建つ。
三重櫓は井伊直孝による第2期工事には存在しており、小谷城天守を移築したとも伝わる。
出曲輪に木橋を架けわたしてある。東南の天秤櫓とともに、西北側の重要拠点である。