太鼓門及び続櫓
(重文)
本丸への入口を固める1重櫓門で、かって太鼓を置いて城内に登城合図の音を響かせるために考えられたのではないかといわれている。
史料には、築城以前の彦根山にあった霊場・彦根寺の楼門と伝えられ、柱に残る釘跡は札を掛けた跡といわれていた。
しかし、1957年(昭和32)の解体修理の結果、他の城門を移築したことが明らかになり、佐和山城からの移築とも推定されている。