複雑に入り組んだ屋根
1重に大きな切妻破風と千鳥破風、2重に軒唐破風と入母屋の破風、3重目は入母屋の屋根に唐破風を付ける。
窓は1重が格子窓、2重、3重には唐様の花頭窓を配している。
さらに、3重に高欄付きの廻縁を四隅に付けており、白亜の壁に破風板部分の黒漆が締まりを与え、そこに施された飾り金具は絶妙な色彩感覚を備えている。