鳳 翔 台
正面の建物はは庭園内の建物群の一角にあって「鳳翔台」と言われている。庭の景色を眺めながら、藩主が賓客をもてなす場所であった。
鳳凰が大空に向って舞い上がる場所という意味から鳳翔台と名付けられた。
ここからの庭園の全景を眺め、背景には彦根城天主閣を望見することができる。外観は古風でひなびた姿を表しているが、内部はみごとに優雅な数奇屋風の座敷にしつらえてある。
これらの建物を通じて、当時の大名の日常生活の一端がかいまみられると同時に、庭園の重要な構成要素として四季折々の景趣を楽しむにふさわしい建物であるということが出来よう。
彦根城に行ったら是非とも立寄ってください。