楽々園玄関
井伊直興が1677年(延宝5)に造営した「楽々園」は、書院前庭に、「玄宮園」とは対照的な枯山水庭園がある。
大名庭園には、「後楽園」・「偕楽園」・「聚楽園」など「楽」が付くものが多いが、楽々園という名は、藩主の「民の楽を楽しむ」という願いが込められているともいい、「楽楽」と揮毫(きごう)された扁額が玄関に展示されている。