ノルマン宮
ノルマンのシチリア王ルッジェーロ2世が王宮とした建物。もとは、9世紀にサラセン人が首長の住まいとして造られたまのだったが、それをルッジェーロ2世が12世紀に改修、増築したものである。
のちに、神聖ローマ皇帝でシチリア王のフリードリッヒ2世も居城とし、華やかな宮廷文化の花を咲かせた。今は、シチリア特別州会議の議事堂として使用されている。
マッシモ劇場
ヨーロッパで最も大きく、また最も権威ある劇場の一つである。まさにオペラの殿堂ある。
設計を担当したG.B.バジーレは1875年に始まった工事も監督したが、完成した1897年には息子のエルネトスが引き継いでいた。
荘厳な劇場は総面積8000平方メートル、目を見張るような新古典主義様式のファサードが特徴で、ゆったりした正面階段の両脇に据えられたブロンズの2頭のライオン像の背には、「悲劇」と「オペラ」を表す像が載っている。
正面階段は「ゴッドファーザ」の撮影も行なわれた。
パレルモの市場