延暦文官行進列(延暦時代)
延暦時代の公卿諸臣が朝廷に参上する状況を模したもので、その服装は朝服(後の束帯の本をなすもの)と云い、巾子(こじ)が広く羅の柔らかな冠を被り、直刀式の儀刀に金銀の腰帯をしている。
列中三位は浅紫、四位は深緋、五位は浅緋、六位は深緑の袍を着用し、三位は蘇芳色総(すおおいろのふさ)の三懸(さんがい=馬の飾り)をつけた馬に乗り錦蓋(きんがい)をおおわせて進む。
尚本列の三位は善行列が平安神宮に還り着いた時、全員を代表して御鳳輦の前で祝詞を奏上します。
三位
四位
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