モントリオール
聖ジョセフ礼拝堂
アンドレ修道士の復元人形
聖ジョセフ礼拝堂(見学当日は生憎の雨のため霧にかかっていた)
正面にある階段は木製で造られており、巡礼者のためのものなので一般の見学者は通行禁止になっている
礼拝堂の鐘(時間によって演奏されている)
見学の時、丁度演奏の時間と重なり下の建物の中でオルガンの様に鍵盤で演奏をしていた。
礼拝堂のドーム(霧に包まれていた)
礼拝堂
礼拝堂最上階の展望台からモントリオールの市内を眺める。
霧の中に霞むモントリオールの市街地
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4日目 2006.9.23.
町の中心部にある小高い丘、「モン・ロワイヤル(Mont-Royal)」のふもとに位置する、ケベック州の3大巡礼地のひとつ。毎年200万人以上の人々が訪れる。
カナダの守護聖人とされる聖ヨセフに捧げられたこのルネサンス式の建物は1960年に再建されたもので、もともとアンドレ修道士が建てた小さな礼拝所だった。アンドレ修道士は、信仰の力で数多くの病人を治したといわれ、なかでも不治の病までも治したということから「奇跡の人」と呼ばれていた。この礼拝堂には、この奇跡によって病気が治り、歩けるようになった人達の松葉杖が奉納されている。
礼拝堂に併設されている博物館「Musee de Loratoire Saint-Joseph」には、アンドレ修道士の心臓が保存・展示されている。この心臓は、過去に一度盗まれたが無傷のまま戻ってきたというエピソードがある。聖堂入口にある大きなカリヨン(組鐘)は本当はパリのエッフェル塔のために造られたものだったが、重量がありすぎたために、エッフェル塔ではなくこの聖堂に取り付けられたといわれている。