岡崎城をゆく

築城年代は不明だか、小笠原氏の居城として、阿波(徳島県)の玄関口、撫養港を見下ろす丘上に築かれた山城。
撫養城(むやじょう)・林崎城(はやさきじょう)ともよばれるが、林崎城は別城との説もある。
1582年(天正10)、土佐(高知県)の長宗我部元親の阿波侵攻により、岡崎城もその属城となった。
1585年羽柴秀吉の四国平定によって元親は降伏し、蜂須賀家政が阿波の領主として入封し、城を大改築する。その家臣益田正忠が城代に任じられた。
1615年(寛永15)に廃城となっている。
現在本丸跡には3層の模擬天守が建てられているが、これは考古学者鳥居龍蔵博士の記念博物館となっている。
岡崎城本丸跡の鳥居龍蔵記念博物館

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