澤城をゆく
南北朝時代、土地の豪族澤氏によつて築かれた。標高538mの山頂に所在している。
1560年(永禄3)、松永久秀に敗れて落城した。久秀麾下(きか)の武将
高山図書(ずしょ)が入城した。図書はキリシタン大名として名高い高山右近の父である。
1567年(永禄10)ごろ、松永久秀の勢力が後退し、澤氏が復帰した。
現在も曲輪跡などが往時を偲ばせる。また、高山右近ゆかりの地の城として整備されつつある。
澤城遠望

 
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