高田城をゆく
高田城は、1432年(永享4)に築かれたとも、もう少し早い時期に築かれたともいう。
大和の豪族高田氏は、筒井氏と友好関係を保つが、松中久秀の登場により、敵対関係に変わった。高田城は4年間、筒井氏の攻撃にさらされる。一時は久秀に救われたが、久秀が滅びると高田氏も滅亡してしまった。
大和が筒井氏により統一されると、臣従をもとめられる。しかし、当主が拒絶したので暗殺された。
現在、城跡は市立片塩小学校の敷地であり、片隅の小公園に城跡を示す石碑が立っている。
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