筒井城をゆく
筒井城城址碑
1403年(永享2)、筒井順永によって筒井氏の本城として築かれ平城である。
その後、応仁の乱(1467年)から戦国期を通じて、筒井城をめぐる攻防戦は数多かった。
1559年(永禄2)、松永久秀が大和に入り、筒井順慶と死闘を繰り広げることになる。
順慶は、久秀軍により2度も城を追われた。
しかし、1571年(元亀2)には奪還している。そして久秀が滅亡し、順慶が郡山城へ移った1580年(天正8)に破却された。
現在は、筒井町の街の中に城址石碑が立っている。
近くには、蓮池が見られ当時の堀の名残をとどめている。
当時の堀の中に作られている蓮池

 
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