上田城をゆく
真田石
城内一の大石(直径3m)。真田信之公の松代移封のときに持ち去ろうとしたが、不動の石であったとの伝説があります。この真田石を始めとして、上田城の石垣の石材の大部分は市街地北方の太郎山産の緑色凝灰岩である。
真田井戸
本丸の真田神社境内にあり、城内唯一の大井戸から抜け穴があって、城の北方、太郎山麓や藩主居館跡にも通じていたとの伝説があります。大阪城の真田丸にも、抜け穴と伝えられる洞窟があります。
真田神社
東虎口櫓門を入ると正面に真田神社の境内が広がり突き当たりに神社があります。もとは松平(藤井)氏を祀り、松平神社と言われていました。戦後歴代城主の真田氏と仙石氏も合祀する上田神社となり、1963年(昭和38)には真田神社と改称されました。
二の丸北虎口の石垣
松平氏時代に、財政難から築城が中段したこともあり、石垣の利用は虎口や櫓台などに限られた。二の丸は隣接するグランド建設などによって旧状が失われたまのの、北虎口には枡形を構成する石垣が残っている。
二の丸橋
城内へは東西南北の各方面から出入りできますが、車で登城される場合は、二の丸通りからこの二の丸橋を渡ると駐車場もあります。