本 丸 跡
標高578m・面積1740u、天守櫓と共に山中城の中心となる曲輪である。
周囲は本丸に相応しい堅固な土塁と深い堀に囲まれ、南は兵糧庫と接している。
この曲輪は盛土によつて兵糧庫側から2m前後の段をつくり、二段の平坦面で築かれいる。
虎口(入口)は南側にあり、北は天守閣と北の丸へ、西は北条丸へと続く。
江戸時代の絵図に描かれた本丸広間は上段の平坦面、北条丸寄りにたてられており、現在の位置である。