近撮_2006.1
このページには最近作を月ごとに撮影順に区分なしで掲示し、
掲載後に順次、「風景」「行事・祭」「花ごよみ」「桜」「鹿」などに区分して掲示します。
(取り急ぎにつき、ラージサイズにならないもの、コメントの無いものもありますが順次追加します)
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篠原集落_大塔町


[篠原集落・大塔町]
大峰連峰の弥山の山懐、昔は林業や木地師などで栄えていたそうです。今では川釣りの客相手ぐらいの生業。人口も400人ぐらいだったのが、今では16世帯、20人、それもご多聞に漏れず高齢化。厳しい冬の山懐にひっそりと寄り添うように佇む民家。それだけに人情には暖かいものがあります。この地には「篠原踊り」という天満神社の奉納舞が綿々と受け継がれており、無形民俗文化財に指定されています。(このほど合併で五條市になりました)(2006.1.25)(五條市)


[篠原踊り]
大塔村(合併で大塔町)の一番山奥の篠原集落に伝わる伝統行事で、天満神社の初天神祭にこの篠原踊りが奉納されます。県指定無形民俗文化財に指定されています。300年以上(一説には500年以上)も続けられているとのこと。男は太鼓を打ち、女は扇を持ち舞います。伝わる唄は40曲ぐらいあるそうですが、奉納では「梅の古木」「宝」「世の中」の3曲を舞います。独特の節回しですが、文句がわりあい平易なのとその囃子から独断の推測ですが昔の流行歌だったのではと思います。(詳しい方、教えてください)また、この舞は狼よけに奉納されたのではとの説もあります。
(2006.0.25)五條市

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弓始式_奈良豆比古神社


[弓始式・奈良豆比古神社]
(2006.1.22)(奈良市)

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弓祝式_東川


[弓祝式1・東川]
(2006.1.9)(川上村)


[弓祝式2・東川]
(2006.1.9)(川上村)


[弓祝式3・東川]
(2006.1.9)(川上村)

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鬼打ち1_藤井


[鬼打ち1・藤井]
(2006.1.13)(天理市)


[鬼打ち2・藤井]
(2006.1.13)(天理市)


[鬼打ち3・藤井]
(2006.1.13)(天理市)

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弓打ち1_秋留八幡神社


[弓打ち1・秋留八幡神社]
(2006.1.16)(三郷町)


[弓打ち2・秋留八幡神社]
(2006.1.16)(三郷町)


[弓打ち3・秋留八幡神社]
(2006.1.16)(三郷町)

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おんだ祭_平尾水分神社


[おんだ祭_平尾水分神社]
平尾水分神社のおんだ祭りは古式ゆかしく夜の境内で行われます。苗代作りから田植えに至る一連の作業をこと細かに演じられます。またその語りは江戸時代頃からの古い言葉で伝えられています。主役は大当と小当と呼ばれる一年交代の神主ですが、早乙女役は少年が演じ、「ショトメさん」と呼ばれています。この場面は一連の作業を終え、大当さんを先頭にショトメさんらが田植え唄を唄いながら舞台を回っているところ。その所作や語りが特徴的で、おんだ祭りとしては唯一県の無形民俗文化財に指定されています。
(2006.1.18)(宇陀市)


[若宮さん1・平尾のおんだ祭]
一連の田植え作業の真ん中あたりの間炊(一服お休み)の頃に、「若宮さん」と呼ばれる黒い翁面の人形が登場します。人形にはたくさんのこよりが巻かれており、このこよりを参拝者の患部に当てれば直るというまじないとして与えられます。呪医的な役割ではないかと言われています。この机の裏に「延宝四年」(1676)との墨書きがありますから随分古くからのお祭りのようです。
(2006.1.18)(宇陀市)


[若宮さん2・平尾のおんだ祭]
自分の患部と同じ箇所に巻かれたこよりを戴いて、それを患部にあてがうと病気平癒されるというもの。(2006.1.18)(宇陀市)


[祭りの夜1・平尾のおんだ祭]
今日は神社でおんだ祭り。男の子が祭りの役で、座敷で準備や祈祷を受けているところを、女の子が覗いているところです。男の子も、よそ見して覗きかえしています。少し色気づいた頃の子供や、青年には祭りは楽しい社交場のようです。今も昔も変わらないものです。
(2006.1.18)(宇陀市)


[祭りの夜1・平尾のおんだ祭2]
祭りの本番前、参加、見物の人々へ奥さん方がお茶や甘酒のお接待。村の祭りではよくある光景。私などもよく戴いてます。おにぎりなどのことが多いですが、中にはずいぶんなごちそうの時もあります。
(2006.1.18)(宇陀市)

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綱掛_稲淵


[綱掛・稲淵1]
(2006.1.9)(明日香村)


[綱掛・稲淵2]
(2006.1.9)(明日香村)

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綱掛_鹿路


[綱掛・鹿路]
(2006.1.9)(桜井市)

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山の神_木津川


[山の神・木津川]
山村には昔はほぼ村ごとに「山の神」が祀られていたそうです。大抵は村の山の中腹あたりでしょうか、結構険しいところの巌陰や大木の下などに祀れています。山仕事の道具を模したものを飾られ、山仕事の感謝や安全などを願ったようです。なぜか魚のオコゼを模したものもあります。これは山の神はちょっと醜い女の神様で、自分より醜い姿のオコゼを好んだとかの謂われがあるそうです。(2006.1.9)(東吉野村)

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左義長_信貴山


[左義長1・信貴山]
お正月の注連飾りなどを燃やすトンドは左義長とも呼ばれ、小正月(1/15)前後に各地で行われます。信貴山では全山の僧侶の読経の中、大トンドが行われます。トンドの上の方に藁で編んだ龍が巻かれております。燃え上がる火の中の龍には凄さがあります。長さ58尺とのこと。
(2006.1.14)(平群町)


[左義長2・信貴山]
トンドに巻き付けられた龍の燃え落ちる直前。藁で作られていますが、なかなかリアルで迫力あります。目はミカンで少しおかしみもありますが、龍ということで、霊験あらたかな感じと凄さがあります。
(2006.1.14)(平群町)

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御神楽式_瑜伽神社


[御神楽式・瑜伽神社]
瑜伽(ゆうが)神社は平城の飛鳥とも呼ばれ奈良ホテルのすぐ東の小高いところにあります。新年にあたり、御神楽式が執り行われます。剣の舞で邪気を払い、本年の安寧を願い鎮めを行うもの。頭には豊穣を願ってか稲穂をつけておられます。
(2006.1.3)(奈良市)


[手品奉納・瑜伽神社]
御神楽式の後、奉納の手品が行われます。え?手品、と思いましたが、そういえば、お能や舞などの芸能の奉納があることですから、手品もあってもいいことだと納得した次第。
(2006.1.3)(奈良市)

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修正会_信貴山朝護孫寺


[修正会・信貴山朝護孫寺]
修正会(しゅしょうえ)は正月に行われる法会ということで、諸寺で行われていますが、信貴山朝護孫寺では三日間にわたり一山(三院)総出仕により行われます。読経に続き、僧たちが本堂内を回り、ご本尊の真後ろの裏堂にて、両手に持ったお勝棒という漆の木で板を激しく打たれます。三日の修正会終了後、参拝者に除災招福を祈願して牛王宝印を額に授けられます。
(2006.1.2)(平群町)


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