----------大峯山寺戸開式-2010年---------

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戸開け式_大峯山寺

修験道の開祖「役行者」をまつる山上ヶ岳頂上の大峯山寺で行われる「戸開け式」。冬の間閉じられていた本堂がこの日、行者や講の方たちにより開かれます。真っ暗な寺務所で住職から鍵を3本、当番の講の方に渡される「鍵渡し式」に始まります。鍵を持った信徒が人馬に乗り、提灯だけの灯りの中、本堂へかけ声上げて突き進みます。本堂の鍵が開けられると、そのまま一気に秘仏の役行者像の前までなだれ込まれます。


[鍵渡し式_大峯山寺]

(2010.5.3)(天川村)


[人馬に乗って_大峯山寺]

赤い房のついた大きな鍵は人馬に乗った信徒が威勢良くかかげて駆け上がり、本堂前庭で三周ほど巡回されます。
2010.5.3)(天川村)


[戸開け1_大峯山寺]

正面、北、南の戸に人馬に乗った信徒により鍵が届くと、同じく人馬で到着の護持院住職の下で扉が開かれます。
(2010.5.3)(天川村)


[戸開け2_大峯山寺]

参加の行者や信徒たちは順に本堂に招かれ、真っ暗な中、役行者神変大菩薩像の前で般若心経を唱えられます。(2010.5.3)(天川村)


[戸開け3_大峯山寺]

大峯山寺の前庭で護摩が焚かれます。
(2010.5.3)(天川村)


[蔵王大権現像_護摩壇_大峯山寺]

護摩を焚かれる正面の蔵王権現像
(2010.5.3)(天川村)


[行者_大峯山]

遠く山並みを望む行者さん。「西の覗き」行場で。
(2010.5.2)(天川村)


[お助け水_大峯山]

洞川集落から登ると、ほぼまんなか当たりに水場があります。お助け水と呼ばれていますが、まことお助けしてくれる水場です。
(2010.5.3)(天川村)