----------大峯山---------



[御来迎1・大峯山]
修験道の山、大峯山で見る御来迎。雲海を真っ赤に染めて昇る太陽はまことに神々しいものです。
(天川村)(2004.9.15)


[御来迎2・大峯山]
修験道の山、大峯山で見る御来迎。暗やみから朝焼け、そして御来迎。まことに神々しいものです。修験者も静かに手を合わせておられました。
(天川村)(2004.9.15)


[飛雲・大峯山]
大峯山、山上ヶ岳から。山の天気は変わりやすいもの、晴れていたかと思えば、急に雲がわき立ちます。斜光を受けて雲が走るように流れていきました。
(天川村)(2004.9.15)


[稲村岳遠望・大峯山]
大峯山、山上ヶ岳頂上から稲村岳遠望(左奥が稲村岳、その右の三角峰は大日山)。山上ヶ岳が女人禁制なのに対し稲村岳は戦後に女人禁制が解かれており女人大峯とも言われています。両峰は連なってますが、鞍部のレンゲ辻に結界門があります。山上ヶ岳(1719.2m)の山頂あたりはツガの樹がが多く、その立ち枯れも風雪の厳しさをうかがわせます。
(天川村)(2004.9.15)


[金剛葛城遠望・大峯山]
大峯山、山上ヶ岳宿坊あたりからの遠望。よく晴れた朝、雲海の向こうに金剛、葛城、二上、生駒の山々が見えます。
(天川村)(2004.9.15)


[参詣道・大峯山]
大峯山は役行者(えんのぎょうじゃ)が開いた修験の山。その主峰、山上ヶ岳には多くの行場や難所があり道場として威容を誇っています。山頂近くは開かれた山道で、多くの登山記念標が立てられています。薄霧の中、静かに行者さんが登っていかれました。
(天川村)(2004.9.14)


[役行者・大峯山]
役行者小角(えんのぎょうじゃおづぬ)は葛城、生駒など各地を修業の場としたが、中でも霊峰と崇め厳しい修行に身を投じたのがこの大峯山。ここで蔵王権現を感得された。小角は俗世界を超脱し、その高潔な人格から世の中の尊敬を集め、ついには神変大菩薩の尊号を賜わった。役行者の像は多く見られるが、大峯山寺の秘仏がもっとも古いとされている。写真の像は頂上にある龍泉寺宿坊に安置されているもので約800年前のものとのこと。特別に撮らせていただきました。
(天川村)(2004.9.14)


[遥拝・大峯山]
大峯山の上り口、大峯大橋のところに遥拝所があります。ここから山上ヶ岳が望めます。ここでお参りして行に入って行かれます。出会った行者さん達は、これから奥掛け(おくがけ)で熊野まで数日かけて行をしながら行かれるそうです。(天川村)(2004.9.15)


[結界門にて・大峯山]
大峯山登山口の結界門、ここからは女人禁制になっています。これから奧駈に出立する一行に出会いましたが奥さんと赤ちゃんが見送りに来られていました。時代を感じます。
(天川村)(2004.9.15)


[登山記念・大峯山]
大峯山、山上ヶ岳の龍泉寺宿坊。大峯山寺の5月の戸開けから9月の戸閉めまで、多くの行者の講や修験者、参詣者が登ってこられ、頂上の宿坊にお世話になる事も多いようです。宿坊の天井、壁いっぱいにその記念の札や名刺などが張られていました。
(天川村)(2004.9.14)


[ツリフネソウ・大峯山]
大峯山への参詣道の森林帯で。途中の水場に咲いていました。このような小さな山草達は疲れた心身を癒してくれます。
(天川村)(2004.9.14)


[赤い実・大峯山]
大峯山、山上ヶ岳の行者道で。山頂近くの岩場で目にしました。この赤い実はなんの実でしょうか?。リンドウ、キリンソウなども咲いていました。
(天川村)(2004.9.14)


[リンドウ・大峯山]
大峯山、山上ヶ岳の行場「西の覗き」は日本三苦行のひとつとされ、この岩場から半身を吊るされ懺悔や誓をさせられる厳しいもの。その岩場の角に、かわいいリンドウが咲いていました。下は千尋の谷。
(天川村)(2004.9.14)


[トリカブト・大峯山]
大峯山、山上ヶ岳の頂上にある大峯山寺付近にはトリカブトが自生しています。花は名のとおり兜の形をしています。その毒性は有名ですが、そう見るからか毒々しくも見えます。
(天川村)(2004.9.14)


[ニジマス・洞川]
洞川(地名)の山上川にはニジマスがたくさん見られます。大きいのは50センチぐらいありそうです。原産地は北米で日本には明治の始め頃に養殖用に移入されたそうです。この清流に住み着き自然繁殖しています。県の天然記念物に指定されており、もちろん禁漁です。
(天川村)(2004.9.15)

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