[秋の談山神社]

西暦645年、中臣鎌子(後の藤原鎌足公)と中大兄皇子(後の天智天皇)が多武峰(とうのみね)の山中にて大化改新の談合を行ったことに由来する談山(たんざん)神社。蹴鞠と紅葉で人気があります。楓、もみじ、桜、銀杏など種々の広葉樹が一斉に紅葉します。真っ赤に染まる紅葉も良いですが、緑の混ざる錦模様も好ましいものです。小雨に煙る日に。檜皮葺きの十三重の塔は世界唯一のもので、談山神社のシンボル的存在でもあります。(2003.11.3)