[御田植祭・大神神社]

大神神社の御田植祭は三輪山から流れ落ちる清らかな水を引き入れた「神饌田(しんせんでん)」で行われます。60坪の田の四周に注連縄(しめなわ)が張られ、古式ゆかしく「デンデン」と田長の打つ太鼓の音を合図に、紅白の装束に赤や青のたすきをかけた菅笠姿の早乙女、田作男により奉仕されます。10月20日の「抜穂祭(ぬきほさい)」にて刈り取られ、このお米は、神社の年間の祭典で神様にお供えされます。
(桜井市)(2004.6.25)