れっつめいくりすと 野球カード編

 [Complete]とないものは、リストが未完成です。()内はリストのうち判明している部分です。判明していない部分について、情報の提供をよろしくお願いします。


TAKARA Pro-Baseball Game

 1978年より発売されている、プロ野球カードゲーム。発売当初は読売・阪神のものだけで、これに付属する応募券で残るセの4球団のカードが入手できた。1981年からはパ6球団も発売されている。以後、毎年4月に全球団のセットが発売されてきたが、1998年を最後に姿を消した。

 カードは30枚で予備カードが2枚ついているが、1997年から監督のカードが作成されるようになった。また、1991年から、それまではバストアップの写真だったものがプレー中の写真に変更されている。ただし、新人選手や初めてカード化される選手等は昔同様バストアップの写真である。

 昔のものはあまり出回らず、また人気選手が入っていればプレミアがつくのは普通と同じだが、セット販売であるため、特に、昔の不人気球団のものは人気のある球団に比べて出回っている量が少ないと考えられる。逆に、一番人気の読売のものはそれなりに売れているとも考えられる。

 Calbee ではカード化されていないようなマイナーな選手や外国人選手、新人選手がカード化されているため、人気が高い。ただし、明確なカード番号がなく、純粋なトレーディングカードとも言えないことから、これらの中に正式なルーキーカードなどと認めたがらないコレクターもいる。

 コンプリートしたコレクターもいるということだが、こちらでリスト化しているのは以下のとおりである。

 なお、以下の皆様にリストを提供していただけた。深い感謝の念を表する次第である。

(順不同)

1993-1994 TOKYO SNACK Central League Popcorn Card

 1993年から1994年にかけて、東京スナックが出したポップコーンに同封されていたカード(カードというよりはシールといった方が正しいが、裏面にカードと明記されているのでカードと呼んでおく)。4.8cm四方の、小さな物である。

 当初は裏面にカード番号が印刷されておらず、あまり出回らなかったが、途中からカード番号が入るようになった。一年限りで廃止となったのは、販売が伸びなかったからであろうと推測される。

 カードの量・コレクターの数ともに少ないため、市場にはなかなか出回らず、出ても値段が付かないことが多い。また、カードは透明な袋に入っていたが、この袋が汚れていることが多く、汚れた端部を切ったり開封しているケースも多く、元の状態のままのものは探すのが難しい。なお、当たりはこの袋に印刷されている。

 全種類集めたコレクターがいるかどうかは不明であるが、こちらでリスト化しているのは以下のとおりである。ただし、発売当初の #NNO のものについては、同一選手のカードの区別が難しいことから、まだリスト化できていない(リスト自体は募集している)。

 なお、以下の皆様にリストを提供していただけた。深い感謝の念を表する次第である。

(順不同)

Giants Card

 ジャイアンツが発行している選手ラミカード。ジャイアンツのカードとしては、他にもジャイアンツフィギュアに付属してくるカードなどが存在するが、ここではラミカードを中心に取り上げる。

 テレカサイズ大のカードにラミネート加工を施してトレカサイズとしており、ラミカードとも呼ばれている。表面は全面写真でサインが印刷してある。裏面は、1996年以前のものは背番号と選手名ぐらいしか書かれていないが、1997年以降は選手写真(表のものを拡大)と前年度の成績等が入っている。

 1996年以降のものは確認されているが、それ以前のものについては定かではない。東京ドーム内外のグッズショップで発売されている。なお、1996年の優勝を記念したラミカードセットが存在するというが、詳細は不明である。

 1997年は #GC-01 から #GC-20 まで発行されている。1998年は #GC-21 から #GC-36 までが発行され、後に #GC-37 が追加された。1999年は #GC-38 から #GC-49 までが発売されている。1996年以前のものについては、裏面に「MK C」(桑田真澄)などと小さく記述されており、これが枚数確定のキーとなるようであるが、詳細は不明である。また、バーコードの番号もカードリスト解明のキーとなりうるのではないかと考えられる。

 1997年以降は前年度成績等で発行年度が確定できるものの、それ以前についてははっきりしない。以下のリストでは、1996年以前の(可能性がある)ものもひとまず1996年のリストに含めておく。

 コレクターはそれほど多いわけではないようだが、こちらでリスト化しているのは以下のとおりである。

 なお、別ページにてリストを解明するための考察を行っている。

 上記のほかに、1999年にはジャイアンツフィギュアに各選手のカードが1枚ずつついていた。2000年にはフィギュアセットにカードセットが付属し、また優勝記念のカードセットが発売されている。

 また、以下の皆様にリストを提供していただけた。深い感謝の念を表する次第である。

(順不同)

1999 The Television Sports

 1999年春に発売された、ザ・テレビジョンの増刊号である ザ・テレビジョン スポーツ に付属していたカード。見開きのアンカットシートで、計15名の選手がカード化されている。表は選手名と球団名、ザ・テレビジョン スポーツのロゴだけといたってシンプルで、裏面にはプロフィールと年度別成績、簡単なコメントが付されており、なかなか本格的なできである。

 サイズについては、二とおりのカットの仕方がある。一つは表の写真の継ぎ目に合わせる方法。表の選手名の位置からすると、こちらが良いようだが、普通のスリーブには入りにくい大きさになる。もう一つは、裏の余白に合わせる方法。ちょうどトレカサイズになるが、表の選手名がカードの端ぎりぎりにくることになる。

 既に入手困難になりつつあるが、リスト化しているのは以下のとおりである。

 なお、N氏に情報を提供していただいた。深い感謝の念を表する次第である。


1988 Orions Hero Seal

 1988年に川崎球場で配布されたといわれるシール。当時のロッテの大ヒット商品である「ビックリマン」に模したシールで、全部で11種類ある。表はそれぞれの選手を模したキャラクターの絵と、その名前が記されており、裏面には選手のプロフィールとコメントが印刷されている。

 有藤監督のシールがいわゆるヘッド仕様になっており、その他には村田・荘・牛島が天使、愛甲・上川・横田がお守り、水上・古川・西村が悪魔仕様となっている。また、有藤監督のシールには、背景が青色のものがある。

 なお、B.マドロックや伊良部秀輝などもキャラクター化されていたが、シールは存在しないようである。

 既にかなりのプレミアがついており、入手は金銭的に困難であるが、リスト化しているのは以下のとおりである。


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