子出来おんだ_六縣神社

六県神社の御田植祭は「子出来オンダ」と言われ、厄年の男子のひとりが腹に小太鼓を入れて妊婦に扮します。その妻が田植えをしている夫のもとに弁当を持っていき、世間話をしている内に産気づき男児を出産します。五穀豊穣、子孫繁栄を祈るもので、他にも一連の農耕所作があり子どもらが邪魔をするなどユーモラスなものです。


2006.2.11
[妊婦の登場]
色気たっぷりの妊婦が田主のところへ弁当を持参する間食(けんずい)の場面。


2007.2.11
[出産]
世間話の途中で産気づき子供が生まれます。子供はあらかじめ懐に入れてあった小太鼓で表現。


2004.2.11
[喜ぶ田主]
ぼんぼん出来たぼん出来たと太鼓を鳴らして喜び回る田主。


2006.2.11
[邪魔する子ら]
一連の所作が終わる度に、子供が演者の上にいっせいに乗っかかります。



dummy
牛耕
邪魔する子
田起こし、畦塗り、牛耕など一連の所作が行われます。牛面はなく指で角の格好をします。たにし拾いなどがあったりでなかなか芸の細かいところもあります。
たにし拾い
籾撒き
苗や肥やしなどすべて椿の葉で現します。 最後に籾撒きが行われます。


HOMEへ