【再取材】 − 【更新】 初 /協力シート
藤原京跡のトイレ。
男:個室1、小便器4、手洗い2。
広大な藤原京跡にある、オフィシャルトイレ。
場所は、北側駐車場の一画にあります。大極殿跡の周辺となります
外観は、木製の瓦屋根で、すぐに分かる。
小便器は、チューリップ型です。
また小便器には段差があり、便器の形状から、小さな子供の背丈では
用を足しづらいです。
公衆トイレにしては、ペーパーの設置があって安心です。
この日の取材では、ペーパーが三角折りしてあって、管理がされている
事を伺わせますが、公衆トイレで三角折りは、初めて見ました!
洗面、小便器は、全て手動式です。
洗面には、造花の花瓶がある。
トイレ建物裏側には、浄化槽があったので、下水処理ではありません。
土地柄、下水を通すと、遺跡が出てくる可能性が高いので、掘らないのかも・・・
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女:個室4、小便器0、手洗い2。
男女プレートの、女子だけ表示が色あせていて、別にプレートが
取り付けられていた。
日中でも、トイレの中は少々薄暗いです。
電灯スイッチがないので、任意で点灯させる事が出来ない。
タイマーなので、夕方以降は自動点灯になるのかも不明。
平日や、夕方以降の単独利用は、あまり勧められません。
平素は、ほとんどが営業マンが利用している感じです。
個室ドアは、全て内開きとなっております。和式なのでまだ出入りが
容易に思えます。
洗面の鏡が全て除去されている。やはり破損があって、取り付け直しても
また破損の繰り返しで、修繕を諦めたかも知れない。
周辺が野原ですので、トイレ床も泥で汚れていたり、それを掃除した時点では
床が濡れている場合があります。
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memo
トイレ前に段差有り。
和式のみの設定です。
多目的トイレの設置はございません。
手すりの設置がありません。
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概要
藤原京は、平城京の直前、持統・文武・元明の3代の天皇16年間に渡って都となった所で、
中国の都の長安を参考に造られた。
天武天皇が計画し、皇后の持統天皇が完成させ、694年に遷都。
都市の範囲が東西約5.3q、南北約4.8qという、広大なものであったことがわかり、
この後に首都となった平城京をしのぐ規模であった様です。
日本史上最初で最大の都城である。
藤原京を中心にして仏教文化も花開き、都の内にあった本薬師寺、大官大寺、奥山久米寺などには、
それぞれの伽藍跡に巨大な礎石が残っています。
3つの花畑
藤原宮跡には、季節ごとの花々を楽しむことができる「花畑」があります。
●春ゾーン:ヒナゲシ、レンゲ、ハナナ。
●夏ゾーン:ベニバナやケイトウ、カワラナデシコ。
●秋ゾーン:コスモス。
藤原京資料室
近くに、資料室があり、詳しく藤原京について学習する事が出来ます。
縮尺1000分の1の藤原京の模型の他、ビデオ上映、パネル展示を行っています。
また、藤原京の築造・遷都などが分かる資料や展示物が観覧できます。
程々に
広大な広場となりますが、危険な遊び、火気を伴うバーベQなどは、控えた方が良いと思います。
のんびり散策か、軽い運動程度には、良い場所でしょう。
近鉄大阪線
近鉄耳成駅下車、徒歩17分
JR万葉まほろば線
JR畝傍下車、徒歩17分
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