(かみのやまじょう)
上山城(月岡城)が天文4年(1535)に築かれると、その西・北部一帯は武家屋敷となり、この仲丁通りには、藩の要職にあった家臣が居住していた。
現存している家屋は、茅葺屋根、鉤形の曲屋で、玄関と通用口とを別にする武家中門造りの建築様式であり、17世紀中頃の建造と推定され、屋敷の周りには土塀または土塁が築かれていた。
後に、藤井松平氏時代に西山の谷川から引水して造られた庭園の池は、風致を添えると共に、防火用水ともなっている。
撮影
2008.04.18
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