美江寺城をゆく
応仁文明の頃(1460年代)に、美濃国守護・土岐氏の家臣和田八郎が本巣郡舟木庄十六条に居館を構えたのが始まりと言われる。その後、八郎の子和田佐渡守次いで和田伊代守高成・和田将監高行と3代続き土岐氏に従った。
斎藤道三が台頭した際、時の城主和田将監高行は土岐頼芸と共に斎藤方と戦い、天文11年(1542)、道三の軍勢に攻められ、城は焼失した。何時の頃か城址に神明神社と八幡神社が祀られたが、1914年(大正3)神社を美江寺神社に遷してこの跡に舟木小学校が建てられた。
撮影日 2008.04.12
復元された模擬城壁・石垣と城址碑
復元された模擬土塁
現在、美江寺城址跡には舟木中・小学校がとなっている。
戻る 岐阜県のお城へ