篠山市青山歴史村入口
旧篠山藩士澤井家にあった長屋門で、昭和32年にこの地へ移転された。文化年間の建築とされ、武家屋敷が消 滅してしまった今日では貴重である。
石造金櫃
花崗岩の板石で組合せた金櫃(金庫)で、藩政時代「貨幣司」が大手馬出付近にあり、土中に埋め地下金庫として使用していたものです。
縦216cm・横120cm・深さ70cm・石厚12cmあります。
資料展示館(室内には貴重な資料が保管展示されていますが、撮影禁止となっていました)
青山家の藩主の書
右「青山忠敏の書・中「青山忠裕の書」・左「青山忠高の書」
青山家家紋(無文銭)入瓦
惜別の碑
明治2年篠山城主「青山忠敏」が廃藩により東京に去るにあたり「今よりは学問に心をいたし、国の光をそえよ」とさとしたことに感激した初代篠山町長「安藤直紀」氏が後世に伝えるために撰文した碑です。
無文銭の庭
石橋片
瓢たんばし
分  銅
井戸跡
桂園舎
玄関
桂園舎の部屋(昔はこの部屋で勉学で励んでいたそうです)
高城屋敷門跡
兵庫県のお城へ
篠山城をゆく
撮影 2008.07.16
篠山市立青山歴史村
青山歴史村は、「桂薗舎」と名づけられた建物を中心にして、3棟の土蔵と長屋門から成っています。版籍奉還後、青山家の 別邸として建てられたもので、藩政文書とともに、青山家ゆかりの品々や篠山藩校「振徳堂」の蔵書などを所蔵しています。
平成10年、歴史村を管理していた(財)青山会から篠山市にその全財産が寄贈されたのを機に、蔵書の管理を初めとして 各種文化財の保管、一部展示が行われている。江戸期の歴史と文化の素顔に触れて学ぶことができる史料の数々が展示され ているが、なかでも、ここには全国的にも殆ど残っていないとされている、漢学書関係の版木1200余枚や、篠山城石垣 修理の図面、藩制始末略、印判、狩野派の絵、ねずみ草紙等が残っており、江戸期の歴史と文化を研究する題材が多い。