4月5日夜、修二会(花会式)の結願を飾る「鬼追い式」が行われます。 太鼓の音とともに5匹の鬼が登場(20:52分)。中門に勢ぞろいした後、金堂前の舞台に上がり、松明(たいまつ)を振りかざして暴れ回ります。 県内に伝わる「鬼追い式」の中でも荒々しいことで知られ、日中には人肉に見立てた料理を食べる「鬼の食事」もあると言われています。 舞台の手すりによじ登り籠松明をゆすったり、観客の目前まで松明を振りかざしてきたりして大暴れをする鬼もいますが、最後には毘沙門天が現れて退治すると、見物の参拝者から拍手が起きていました。
 赤鬼・青鬼5匹が、松明を片手に中門前に勢揃いします。
 松明をかざし目前まで来ます。
 金堂前の舞台の手すりにあり、籠松明をゆすり火の粉を振りかざします。
毘沙門天が現れ、暴れていた鬼を全て退治して鬼追い式は終了します。(午後9時10分)
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薬師寺花会式
撮影 2010.04.05